お酒はそれほど高くなく、グラスワインは全て1,000-1,500円に落ち着きます。ビールも確か700円ほどであり、それでいて量もしっかりしており、当店のオーナーは相当な酒好きとみた。
幸水梨とストラッチャテッラチーズのサラダ。梨たっぷりストラッチャテッラたっぷりでデザートのようなサラダです。ちなみにストラッチャテッラとはブッラータの中身のトロトロした部分であり、イタリアではストラッチャテッラ味のジェラートが売られていたりします。パンはとても普通で主張を感じませんでした。ストラッチャテッラを添えればいいのに。
手羽元の照り焼きローズマリー風味。ややもするとジャパニーズ・アメリカンのテリヤキチキン的な味わいなのですが、ローズマリーの風味がきちんと活きており、ありそうでない料理です。温玉も付いて親子丼っぽくするのも面白い。
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手羽元の照り焼きローズマリー風味。ややもするとジャパニーズ・アメリカンのテリヤキチキン的な味わいなのですが、ローズマリーの風味がきちんと活きており、ありそうでない料理です。温玉も付いて親子丼っぽくするのも面白い。
序盤に「スタッフが明らかに足りておらず」と記しましたが厨房についても同様で、この席数を料理人ひとりで回すのは明らかに無理ゲーでしょう。皿出しが遅いお詫びにチーズをサービスして頂けましたが、何とも座りが悪いです。
1時間待ってようやく登場したパスタ。太麺でガッチリとした歯ごたえがあり、麺そのものが旨い。たっぷり具材はサバ・トマト・レーズン・松の実で、サバの旨味とトマトの酸味でワインに良く合います。以上を食べ、軽く飲んでお会計は8千円ほど。料理は旨く酒の値付けも控えめで私の大好きな方向性なのですが、だからこそこのテンポの悪さは勿体なく感じました。19-20時あたりのピークは外し、オープン直後(土日は15時開業!)や客足が落ち着いた夜遅くに訪れるのが吉でしょう。2次会に料理も旨いワインバーとしてフラっと訪れるのが一番クールな使用法かもしれません。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!