旧軽井沢の中心に位置する「旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトン(Kyukaruizawa Kikyo, Curio Collection by Hilton)」。今回はそのオールデイダイニング「ア・ターブル (à table)」での朝食をご紹介。
「ソノリテ (SONORITÉ)」の記事でもお伝えしましたが、1階ロビーがドーンとシームレスに繋がっており、どこからどこまでが当店で、どこからどこまでがあっちでこっちなのかの明確な区分はなさそうです(写真は公式ウェブサイトより)。中庭のグリーンが素敵なので、太陽が高いうちに訪れると良いでしょう。
朝食はメインを1品選んだ上で、サラダなどについてはビュッフェ形式での提供です。50室程度のスモールラグジュアリーなので、「ヒルトン広島」のように皿無し亡霊が徘徊するということは絶対にありません。絶対に。多種多様な地元野菜がたっぷり用意されているのが嬉しいですね。何なら当館に住み込んで毎日食事は朝食だけ、という生活をおくりたいぐらいです。
飲み物も地元のフレッシュなものを選り取り見取り。とりわけ右端のヨーグルトがレアチーズケーキみたいで美味しかった。
新鮮な果物もたっぷり用意されており、ヴィエノワズリーも盛りだくさん。ドーナッツのプレゼンテーションは心躍るものがありました。
野菜を少量づつ盛り付け、コールドディッシュもいくつか取り分けたのですが、もうそれだけでお皿はいっぱい。小規模ながらラインナップが大変充実したビュッフェです。
メインに付随するスープはカボチャのポタージュ。大地の力強さが感じられるコクのある逸品です。
私はメインにエッグベネディクトを注文。見た目は地味ですが、卵とベーコンの味わいが濃厚で、サラダと一緒に食べてベリーグッドマンです。
連れは中華粥を選択。ちなみにこの他に和のプレートやオムレツやスクランブルエッグなどの卵料理の用意もあります。個人的には「レッドヴェルヴェット パンケーキ」が気になりましたが、Kポのそれとは恐らく関係ないでしょう。ちなみに私の担当はウェンディです。だって歌が上手いから。
気持ちの良い朝食でした。何より客層が素晴らしい、というか、お店側が上手く客層を分離させていますね。厄介そうなグループや子連れ家族などとを上手く空間を分断し、最大多数の最大幸福を追求できている客あしらいです。
ビュッフェの料理もきちんと美味しく、食後の私の色相はオールグリーンといったところ。このあとチェックアウトまでにもう一度大浴場につかるんだ。
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