恵比寿に本店を構えるタイ料理店「ブルーパパイアタイランド(Blue Papaya THAILAND)」。以前、麻布十番店にお邪魔した際に大変満足した記憶があり、たまたま恵比寿本店を通りかかったので立ち寄ってみることに。
平日の13時だというのに満席近く、その後もひっきりなしにゲストが訪れます。思いのほかひとり客が多くその殆どが女子であり、「今日は心行くまでタイ料理を食べるんだ!」という決意めいたものが滲み出ています。人気の秘密はランチタイムの「サイドメニュー食べ放題」でしょう。1,100円でメインディッシュを注文すればサイドメニューのビュッフェを楽しむことができるという仕組みであり、どうやったってテンションが上がります。あげぽよです。
私はメインに「パッタイ」を注文。その周囲を取り囲むのが噂のサイドメニューです。タイ東北部「イサーン地方」の料理を主体するお店だそうですが、基本的にはタイ料理に食べ慣れていない方でも楽しむことができる入門編的な味つけです。
サラダ的なもの。酸味と辛みが強く、日本人では中々表現することができない味覚です。ちなみに当店のスタッフはホールもキッチンもタイ人であり、皆タイ語を操りながら終始朗らかに働いています。良い職場だ。こちらは野菜的なもの。酸味や辛味は無く、オカンの野菜炒めのような味わいで心なごみます。
スープもお野菜たっぷり具沢山。いわゆるトムヤムクン的な味わいではなく、日本料理の出汁に近い優しい味わいです。
何と唐揚げまで食べ放題。KFCのカーネルクリスピーのようにザックリとした衣がついたタイプであり、備え付けのアジアンなソース(?)をたっぷりかけてベリーナイス。ケンタッキーの食べ放題に行列せずともこっちでええやんか的な満足度があります。
メインのパッタイ。サイドメニューが充実し過ぎていて注文したことを忘れてしまいそうになりましたが、こちらもキッチリと美味しい。プラス300円で倍盛り・600円で三倍盛りとう雑な価格設定であり、お隣さんがそれにチャレンジしていてとんでもない迫力でした。
以上を食べて1,100円と、恵比寿のランチとしては奇跡の費用対効果です。これはいい、すごくいい。つい先日、恵比寿アトレの「バル マルシェ コダマ 恵比寿店(Bar Marche Kodama)」が恵比寿駅界隈においては最強のランチかもしれないと言ったそばからアレですが、こちらも負けず劣らず最強でした。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!