ヒルトン東京のメインダイニング「メトロポリタングリル(Metropolitan Grill)」。2階レストランフロアの奥にあり、中央のガラス張りのグリルカウンターと熟成庫が印象的です。
巨大ホテルの巨大レストランであるため席数も非常に多い。我々は週末のランチタイムにお邪魔しましたが、昼食としてはかなりの高価格であるにも関わらず、かなりの客入りでした。みんなお金持ちなんやな。今回は土日祝限定のブランチプランでお邪魔しました。前菜とメインに色々ついて6,500円。最初にグラノーラとスムージーが供されます。
シャルキュトリやサーモンも付いて来るのですが、洗濯物のようなプレゼンテーションで面白い。君と僕と洗濯物。
パンもいろいろ付いて来るのですが、例外なく美味しくないので、大箱ホテルらしいと言えばらしいです。周りのテーブルを見渡しても殆どのゲストが残していたので、SDGsとは何かを深く考えさせられるパンです。
前菜につき、私は「静岡県産スウィートトマトサラダ」を注文。綺麗に盛り付けられブッラータまでトッピングされており、雑なアメリカン・レストランを覚悟していた私としては良い意味で期待を裏切られました。
連れは「トレビスグリル」を注文。ひと口頂きましたが、ケイジャン的にスパイシーな味付けで面白い試みです。
メインのプレートには「ザ・メトロポリタングリルバーガー」を注文。メニューに「シグネチャー」マークが付いていたので、自慢の料理なのでしょう。バンズの焼き印が可愛らしい。
ハンバーガーは流石に美味しいですね。カリっと最適に焼かれたバンズに分厚い牛肉、シズル感たっぷりのチーズ、薫香が眩しいベーコンと、ハンバーガーの教科書に載せたいぐらいパーフェクトな味わいです。
連れは「ステーキサンドイッチ」を注文。私のバーガーと半分こしましたが、こちらも完璧と言って良いほどの焼き上がり。肉はやや筋張っておりステーキ単体で食べるには苦しいクオリティなので、サンドイッチぐらいでちょうど良いのかもしれません。
フレンチフライも上々の仕上がり。カリっと揚がってハンバーガーにベストマッチ。
以上を食べてひとりあたり税サ込6,500円。高級ホテルのダイニングなので当たり前に高いので、これをどう捉えるかは人それぞれですが、接客含め間違いはないので、こういった世界観を理解した上でどうぞ。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。