トラットリア チャオロ (Trattoria CIAORO)/目黒

目黒は権之助坂にある「トラットリア  チャオロ (Trattoria CIAORO)」。雑居ビルの地下に位置し、本当にココで大丈夫かなと心配になる暗がりなのですが、ランチお昼時は常に行列しているので直ぐに見つかるでしょう。「ヒルナンデス」で関根勤の推しの店として紹介され、列の長さは更に延びたようです。
ネットには「行列はあるが回転は速い」との口コミが散見されていたのですが、私の場合は平日正午に訪れたっぷり40分待ちました。お邪魔する際は覚悟を決めて時間に余裕を持って訪れましょう。
ランチにはサラダが付随します。これがセットのオマケとは思えないほどのボリューム感であり食べ応え抜群。ゴマのドレッシングには黒ゴマが用いられており、ありそうでない味覚です。
スペシャリテのラザニア。巷間流布するラザニアに比べるとバリでかく、サイゼリヤのミラノ風ドリア2つ分ほどのサイズ感です。オーブンで焼く必要があるためか、パスタに比べると少し時間を要するので覚悟を決めて時間に余裕を持って注文しましょう。
ソースとチーズはグツグツと地獄の釜さながらに煮えたぎり、中には挽肉がたっぷり。びよーんとチーズが伸び圧倒的なシズル感。直球勝負な味わいであり、このラザニアを美味しくないと評する日本人はまず居ないでしょう。
フォカッチャもカリカリに焼かれており口当たりが軽い。ラザニアに注がれたたっぷりのソースを拭いながら食べるとよろしい。
食後のお茶もサービスされます。こんなに行列しているのだから無料でお茶なんか出さずに回転率を上げれば良いのにと素人は思ってしまうのですが、何かしらの考えがあっての運用なのかもしれません。
以上を食べて1,200円。質および量を考えれば素晴らしい費用対効果であり、行列の長さも頷けます。お隣を見ればパスタも山盛りで美味しそう。本来は備長炭を使用した料理が自慢であるようなので、次回は夜に訪れてアラカルトで自由に楽しみたいと思います。3時間飲み放題付きのコース料理もあるので、何かの打ち上げに利用するのも良さそうです。

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