恵比寿のバス通りを白金方面へ向かい恵比寿二丁目あたり、フーディーにとっては「鍈輝(えいき)」近くと言えばわかり易いでしょうか。その通り沿いに「テイクカリー (takeCURRY)」はあります。大手惣菜チェーン「お惣菜のまつおか」の新業態です。
コンクリートの打ちっぱなしと木材の温かみが融合したセンスの良い内装であり、ある意味では無印良品的かもしれません。カウンターには美味しそうなお惣菜がズラりと並び、主菜を選んだのちに副菜を3種選ぶという仕組みです。
普通のデブなら「キーマカレー」に目が行くところですが、冒頭述べた通り経営母体は総菜屋であり、当店のコンセプトは「日本の和惣菜にインドやスリランカのスパイス文化を掛け合わせた『スパイス惣菜』」とのことだったので、「スパイス惣菜定食」を注文しました。1,210円です。
サラダは自動的に付随し、副菜のひとつとしてアボカドとエビの何かを選びました。このエビアボカドが旨くって、このまま全粒粉のパンに挟み込んだら千円で売れるほどのクオリティです。
メイン総菜はサバをチョイス。いわゆるサバの塩焼き的な外観なのですが、ピッキピキにスパイスまみれとなっており、サバ界隈の新機軸を見た気がしました。スパイスまみれと言っても決して辛いわけではないのが魅力的。
続く副菜はマーボーナス的なものとゴボウ。このゴボウ料理が面白くって、スパイスがきいている上にベーコンの旨味と塩気も差し込んでくるという、やはりありそうでない料理です。センスあるなあ。
メイン総菜はサバをチョイス。いわゆるサバの塩焼き的な外観なのですが、ピッキピキにスパイスまみれとなっており、サバ界隈の新機軸を見た気がしました。スパイスまみれと言っても決して辛いわけではないのが魅力的。
続く副菜はマーボーナス的なものとゴボウ。このゴボウ料理が面白くって、スパイスがきいている上にベーコンの旨味と塩気も差し込んでくるという、やはりありそうでない料理です。センスあるなあ。
追加で注文した唐揚げ。こちらもスパイシーな何かでマリネしたあとにカラっと揚げ、さらに追いスパイスした逸品。思わずビールが欲しくなります。
ライスはジャスミンライスか雑穀米を選ぶことができ、私は後者を選択。かなりしっかりとした盛り込みであり、普通にお茶碗2杯分ぐらいの食べ応えです。「あじへんスープ」と称した液体。カレーっぽいけどカレーじゃない、インドの大皿料理にたくさんついてくるうちのひとつ的な味わい。そのまま食べても良し、ライスやお惣菜と混ぜ込んで食べても良し。
以上を食べて1,400円弱。大変に満足したランチでした。私は平日の13時前にお邪魔し、私以外にゲストは2組しか居ませんでしたが、当店はもっと評価されても良いと思う。方向性としては初台「和魂印才たんどーる」に似ており、あちらは超超行列店であることを考えると、げに難しきかな飲食ビジネスと、考え込んでしまったランチでした。
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!