何とも手作り感のある店内。もちろんイートインも可能ですがテイクアウトも活発。それでも作り置きを提供するといったことはなく、注文後にパンをトーストするところから着手する丁寧な調理です。
この日はちょっとバタバタしていたので、おうちに持ち帰って頂きます。それにしても物凄まじい野菜の量。バインミー界のラーメン二郎と評しても良いかもしれません。生春巻きも付けて貰いました。バインミーに勝るとも劣らない野菜の量であり、海老もたっぷり。身体が浄化されていく心地です。
スープはフタつきのカップに注いで頂き、袋の中で安定するよう台座まで置いてもらえます。酸味が強くその奥底に旨味が感じられ、なかなか沖縄では出会うことのできない味覚です。
真打登場、バインミーです。いくつか種類があるのですが今回は「スペシャル」を注文。1,580円です。「Banh Mi 25(バインミー25)」などベトナムにおけるバインミーの名店に比べると数倍の価格設定であり、ぜんぜん日本は終わってないやんかというお気持ちです。
ご覧の通りの野菜量であり、その裏には目玉焼きにチキンやパテ(?)などのオカズもドッシリと収まっており、これはもう、バインミーというよりもクリスプサラダワークス的なパワーサラダと捉えた方が良いかもしれません。
自家製のパンはホカホカと温かく、表面はバリっと、咀嚼するにしたがいフカフカとした心地を楽しむことができ、パンそのものとしてとても美味しい。
そういう意味で、やはりテイクアウトでなく店内で食べた方が当店の真価を感じられるでしょう。牧志のアーケードにある「ノイカフェ(Noi Caphe)」のようなガチ系ベトナム料理とは方向性がやや異なりますが、これはこれでありよりのあり。野菜をたっぷり食べたい日にどうぞ。
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