ムジャラ(mujara)/四条大宮(京都)

関西は不思議とスパイス系のカレー店が多く、「スパイスチャンバー(SPICE CHAMBER)」など行列店がいくつかあります。「ムジャラ(mujara)」は京都の中心地からは少し外れますが、開店2時間で売り切れる日もある人気のお店。場所は四条大宮駅から歩いて5分ほど。地下鉄だと四条駅から徒歩15分です。
ピークタイムに行くと行列するし、あんまり遅くに行くと売り切れ仕舞いのおそれもあるため訪問タイミングが難しい。私は平日の13:30に訪れ、客の入りは3割ほどで、カレーは運よく全種類の用意がありました。
この日のカレーは3種類で、全種盛りでお願いしました。玉子もトッピングして総額1,350円です。スパイス系のカレー店は欧風系やお母さん系のカレーに比べると高価なお店が多いですが、当店は納得感のある価格設定です。
3種のカレーとのことですが境界線があいまいで、このあたりは鶏肉があったからきっとチキンカレーでしょう。
こちらは豚肉のカレー。ミンチというかそぼろというか、シーチキン状のほぐし身状態であり不思議な食感です。チャーシュー丼みたい。ちなみにライスも白米とバスマティライスの両方が盛り付けられています。
こっちは野菜カレーなのかなあ。味が多い割に線引きがなされておらず、よく言えばボーダレスなカレーなので、最終的には何のカレーを食べているのかよくわからなくなってきました。
間違いないなく美味しいのですが、色んな味がし過ぎて私の大雑把な感性では分離して捉えることが難しかったです。「BOTANI:CURRY(ボタニカリー)」にせよ、関西はこういったボーダレス系スパイスカレーが流行っているのかしら。それほど高くないのは救いですが、何しろ難解である。

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