シャルキュトリを中心とした総合食品メーカーの「株式会社コダマ」が展開するレストラン「バル マルシェ コダマ(Bar Marche Kodama)」。都内に複数店舗を展開しますが、この日は恵比寿店にお邪魔しました。
ランチタイムは10:00~17:00と使い勝手が良すぎであり、加えてサラダや前菜、生ハムなどが食べ放題という驚異のプランを提供しています。恵比寿駅直結のアトレ内にありアクセス抜群。お隣にはサンドイッチの名店「ル・グルニエ・ア・パン(Le Grenier a Pain)」が入居します。
話題のビュッフェ。新鮮な葉物野菜にコールスロー、豆と水菜のサラダに生ハム、ソーセージ、そして謎にプルコギ。種類こそ多くはありませんが、値段を考えれば文句を言ってはいけません。早い時間にひとりで訪れたのでどこにでも座れたのですが、せっかくなので窓際のカウンター席を確保。地味に眺望も良く、タクシーロータリーで車がグルグル回っているのをボーっと眺めるのも一興です。
ランチセットには前述のビュッフェが自動的に付き、メインディッシュを十数種類の中から自由に選ぶというスタイル。価格帯は1,400円から4千円と幅がありますが、私は2千円の「ロブスターのコロッケとビスク」を注文しました。
ビスクが旨い。濃厚な甲殻類の旨味にリッチなクリームの味わい。客単価5万円のフランス料理店で出すものと遜色ない味覚です。ロブスターの身もゴロゴロに詰まっており、この支払金額でこれだけのロブスターを食べることができるのは極めて珍しいと言えるでしょう。奇跡といってもいい。
コロッケにもロブスターのほぐし身が詰まっています。加えてそのクリームコロッケ部分というか何というか、ドロリとした部分にロブスターの味噌(?)が溶け込んでいるのか、実に芳醇な味わいです。
たっぷりの野菜とシャルキュトリを食べ、ロブスターもしっかり食べて2千円。これはいい、すごくいい。ビュッフェにはパンやデザートも並んでおり、メインをパスタにすれば何と1,500円で済みます。これはいい、すごくいい。まだ見つかっていませんが、恵比寿駅界隈においては最強のランチだと私は思います。
「生ハム食べ放題&飲み放題付き4,000円コース」も用意されており、お隣には角打ちの「君嶋屋」、お向かいには成城石井系列の「Le Bar a Vin52」と地味に飲めるフロアかもしれません。駅直結だし、誰か今度アトレで飲み会しませんか?
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恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 晩酌屋おじんじょ ←恵比寿で居酒屋ならコチラ。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!