2020年夏に「ヒルトン沖縄瀬底リゾート(Hilton Okinawa Sesoko Resort)」が開業。場所は本島北部の瀬底島で運営はヒルトン、リゾートそのものの開発は森トラストです。
当館にはエグゼクティブラウンジが用意されているのですが、朝食は全てのゲストが1階のオールデイダイニング「アマハジ(amahaji)」で摂ることになります。ただし会員種別ごとに厳格にエリア分けがなされており、周囲のゲストはゆうべのクラブラウンジの登場人物と丸かぶりでした。料理のラインナップは一般的なリゾートホテルの欧米系ミールのほか、沖縄テイストの料理がチラホラといったところ。セカンドラインである「ダブルツリー by ヒルトン那覇首里城(DoubleTree by Hilton Hotel Naha Shuri Castle)」のほうが充実していたのは何だか納得がいかない。
エッグステーションも一般的なラインナップであり、もう少しバリエーションがあると嬉しいなあ。それでもゲストの絶対数が少ないためかオムレツ行列が生じることが無いのは加点ポイントです。
ちなみにダイヤモンド会員向けの特別メニューも用意されているのですが、それほど大騒ぎするほどの料理ではありません。内容はさておき「きちんと貴方がたのことを気にかけていますよ」というヒルトンからのラブレターと捉えましょう。結局サラダ中心のシャルキュトリ・オムレツセットになってしまいました。沖縄料理もいくらか食べたのですが、やはり町の定食屋で食べた方が臨場感があって良い。
エンタメ感には乏しくハラハラドキドキめくるめく大活劇といった朝食ではありませんが、徹底して清潔でオペレーションはスムーズ、客層も上手くコントロールできています。こういった当たり前のことが当たり前にこなせるホテルは意外に少ないのだ。
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