2022年11月に創作系の広東料理店としてオープンしてすぐに京都のフーディーの耳目を集めた「小梟 (シャオシャオ)」。場所は京都駅から徒歩15分、七条駅からだと歩いて5分程度です。観光客にとっては訪れる機会の少ない立地かもしれません。
ちなみに当店の前身は仏光寺通のローストダックのテイクアウト専門店「小小幸福(シャオ・シャオ・シンフ―)」であり、シェフは客あしらいに慣れていないのか全く不愛想なので、そういうのを気にされる方はテーブル席を指定すると良いでしょう。
店の雰囲気や料理の価格設定の割には酒の値付けは高く、ビールは中ビンで850円でした。日本酒もグラスで千円近くします。
まずは白魚の紹興酒漬け。アルコール分は控えめで、そのぶん香りを強く感じます。ツルリとした舌ざわりと独特のほろ苦さが印象的です。
シメサバならぬシメアジ。薬味がたっぷりで爽やかな口当たり。一方で、思いのほか辛味が強くシメの酸味は殆ど感じることができませんでした。もちろんトータルでは大変美味しい。
まずは白魚の紹興酒漬け。アルコール分は控えめで、そのぶん香りを強く感じます。ツルリとした舌ざわりと独特のほろ苦さが印象的です。
シメサバならぬシメアジ。薬味がたっぷりで爽やかな口当たり。一方で、思いのほか辛味が強くシメの酸味は殆ど感じることができませんでした。もちろんトータルでは大変美味しい。
季節の麻婆豆腐。この日のタネはホタルイカと牡蠣であり、その量が尋常でなく、やはり麻婆豆腐というよりも酒のツマミに感じてしまいます。豆腐の部分も変わっていて、平らなお皿で薄く豆腐を作ってから、その上に麻婆ソースを流し込むという珍しい手法です。
自慢の焼味を3種盛りで用意してもらいました。左から鶏ハツ、鶏の生姜ソース、窯焼きのローストダック。ジャスミンライスも付帯してすっかり満腹、というか脂が強く途中でウっとなりました。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり8千円強。ひとつの料理が2千円前後であり、種類を食べようとすると思いのほか高くつくので、グループで訪れて色々注文すると良いでしょう。先の焼味の盛り合わせはランチでも注文できるので、シングルライダーはランチで様子を見て、好みを見極めると良いでしょう。
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