店内奥の、滑走路が見えるボックスシートにご案内頂けました。席の間隔にはゆとりしかなく、はっきり言ってJALのダイヤモンドプレミアラウンジなんかよりも居心地が良いです(なんで那覇空港のダイヤモンドプレミアラウンジはあんなに混んでいるんだ!)。
せっかくなのでご当地メニューに絞って注文。まずは単品660円で「ゴーヤチャンプルー」なのですが、これは全くもって美味しくなく明らかに失敗作です。玉子がカッチカチに固まっておりジューシーさが皆無。ゴーヤチャンプルというよりもスクランブルエッグです。
「沖縄そば御膳」は1,760円。沖縄そばにジューシー、グルクンの南蛮漬け、島とうがらし餃子というラインナップです。空港メシなので、さすがに街の食堂で食べるよりも高くつきますな。
主題の「沖縄そば」は結構、いやかなり旨い。恐らくは仕入品ですが麺は堂々たる味わいで、三枚肉も王道の美味しさ。スープに至ってはそのへんの専門店のレベルを凌駕する味わいです。量もたっぷり。
ジューシーはベーシックな味わいであり、一般的なジューシーの最大公約数的な味わい。さすがはロイヤルホスト、手堅くまとめています。
「グルクンの南蛮漬け」は悪くはないのですがポリシーを感じさせない味わいであり、「沖縄そば御膳」に存在する必要性が感じられませんでした。
「島とうがらし餃子」も決して不味いわけではなりませんが、そもそも沖縄のご当地メニューなのかというお気持ちです。
「ロイヤルホスト 鹿児島空港店」のご当地メニューが良かっただけに、残念な結果に終わりました。もちろん「オニオングラタンスープ」を始めとするグランドメニューは健在で、それらを注文していたらまた印象は違っていたでしょう。また、「あぐー豚のロースカレー」などはきっと外すことのない味覚だと思います。
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