豆腐屋が運営する「島ちゃん食堂」。周辺住民に大人気の食堂で、お昼時には待ち行列が生じます。ちなみに食堂の裏手に「島袋豆腐店」があり、豆腐そのもののテイクアウトも可能です。専用駐車場は2-3台しか用意されてないのでご注意を。
気の良さそうなオッチャンがワンオペで営業しています。カウンターが4席程にテーブル席も4席ほどとキャパは小さい。列の並びはアバウトなので、待ち客が外にウロウロしていたとしても一旦お店の中に入り、きちんと並んで待っている意思表明をしておく必要があります。
私は「ゆしどうふ定食(トンカツ付き)」を注文。並サイズで920円です。小サイズだと820円とのことですが、何が小さくなるのかは知らない。
スペシャリテの「ゆしどうふ」。作り立てあちこーこーであり、豆そのものの味が濃い。フレーバーは味噌か醤油からの選択なのですが、その調味を忘れてしまうほど豆腐そのものにしっかりとした風味を感じました。
定食にはジューシーがついてきます。優しい味わいで、先のゆしどうふと合わせて食べるにピッタリの味覚。量もたっぷりで、普通の食欲の方であればゆしどうふとジューシー、サラダだけの「ゆしどうふセット」で充分かもしれません。
さて私は「トンカツ付き」でお願いしています。これが「付き」というサイドメニュー感は全く無く、普通にフルサイズのトンカツであり相当腹に溜まりました。ちなみにトンカツの裏側には玉子焼きやサラダも添えられています。
オマケで薬味におから稲荷、豆乳プリンも付いてきます。おから稲荷は沖縄では割と目にする食べ物であり、いわゆる稲荷寿司のゴハンをおからに置き換えたもの。デザートの豆乳プリンと共に、豆腐の副産物を余すところなく楽しむことができました。
いやあ、美味しかった。観光客にとってゆし豆腐とは空港近くの「海洋食堂(かいようしょくどう)」などが有名ですが、個人的にはマイベストゆし豆腐は「島ちゃん食堂」ですな。隣のニイチャンは島豆腐をたっぷり用いた麻婆豆腐を飲むように摂取しており、こちらも美味しそう。全メニュー制覇したくなる、食欲をそそる食堂でした。
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