私の大好きなハンバーガー屋のひとつに六本木「ALDEBARAN(アルデバラン)」が挙げられるのですが、その修行先「R-S(アールズ)」が監修したハンバーガー屋が2021年冬に北谷にオープンしました。
店内はハンバーガー屋としてはチルい内装で、なんでも週末の夜にはDJイベントも開催されるようです。ハンバーガーだけでなく音楽にも重きを置いているようで、店名は恐らくアメリカのヒップホップグループから由来しているのでしょう。
店内はカウンター席に小さなテーブル席がいくつか、奥にはボックスシートがあり、外には広いテラス席も用意されています。
まずはサラダと「NBN Salad」を注文。彩り豊かで美味しいのですが、1,540円というのは高杉でしょう。こういった豪華系サラダの私の中の基準は「クリスプ サラダ ワークス(CRISP SALAD WORKS)」であり、それと比べるとクオリティが数段見劣りします。
440円の追加料金でマッシュルームクリームスープを付けることができるのですが、これも缶詰のスープを伸ばしたような味わいで全体的にフラット。200円ぐらいでちょうど良い気がしました。
ハンバーガーは「American Spirits」を注文。ハンバーガー本体が1,980円で、ポテトとコールスローのセットが330円と強気の価格設定。しかしこのポテトとコールスローがセットで330円というのはいくらなんでもやりすぎに感じました。主題のハンバーガー。それなりに美味しいですがやはり1,980円というのは高杉であり、850円ぐらいが妥当な気がします。「Wagyu 100%」を謳ってはいますが、和牛の定義にも色々ある。バンズはふんわりと柔らかで美味しかった。
全体的にぽい雰囲気を演出はしていますが全てが嘘っぽく、同門の「ALDEBARAN(アルデバラン)」とはダンチのクオリティであり、そのくせべらぼうに高い。衛生面も怪しいもので、DA PUMPもどきのヒゲピアスばりばりの清潔感の無い連中が顎マスクでゲラゲラおしゃべりしながら調理しているのは飲食店として気持ちの良いものではありません。仲が良いのは素晴らしいことですが、これでは文化祭の模擬店止まりだなと感じた夜でした。
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