店名の通りカウンターが中心の店内。テーブル席はひとつのみなので、グループで訪れる際は予約の際に必ず指定しておきましょう。店内はフランスの料理・ワインに関連する小物でギッシリ。那覇の料理店の中ではトップクラスにフランス感を楽しむことができます。
ビールにイネディットがあったので泡代わりに注文。その他グラスワインも5-6種用意されており、フランスに拘らず世界各国の手頃なものが取りそろえられています。ボトルワインは3千円台~と親しみやすい価格設定です。テーブルチャージが確か500円ほど必要なのですが、お通しがバリ旨いので寧ろ感謝したいくらいです。この日の冷製スープは地元のニンジンとボーフォール(フランスの牛乳のチーズ)を用いたもので、ニンジンの甘味とチーズの塩気・旨味が見事に調和します。
サラダはホウレン草とホワイトセロリ。バリっと肉厚な葉っぱが実にフレッシュで、心地よい苦みが口腔内に広がります。大人のオシャレなサラダです。
パテ・ド・カンパーニュ。どっしりと分厚くハンバーグ級の存在感。滑らかな脂の甘味と肉のコクが上手に溶け合います。
イワシのマリネ。とろりとしたイワシの脂に思いきりの良い酸が響き、まさに傑作と評すべき味わいです。盛り付けのナチュラルな美的センスも魅力的。
人気商品の「パルメザンチーズのブリュレ」。ブリュレ生地にたっぷりのチーズが組み込まれており、見た目は完全にブリュレなのが面白い。甘じょっぱい味覚とワインが良く合います。
メインはエゾ鹿。低温調理した上でのグリルであり、ねっとりと官能的な舌ざわりが堪りません。何とも綺麗な味覚であり、ストレートな赤ワインソースも王道の美味しさ。付け合わせも丁寧で、素晴らしいメインディッシュでした。
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サラダはホウレン草とホワイトセロリ。バリっと肉厚な葉っぱが実にフレッシュで、心地よい苦みが口腔内に広がります。大人のオシャレなサラダです。
パテ・ド・カンパーニュ。どっしりと分厚くハンバーグ級の存在感。滑らかな脂の甘味と肉のコクが上手に溶け合います。
イワシのマリネ。とろりとしたイワシの脂に思いきりの良い酸が響き、まさに傑作と評すべき味わいです。盛り付けのナチュラルな美的センスも魅力的。
人気商品の「パルメザンチーズのブリュレ」。ブリュレ生地にたっぷりのチーズが組み込まれており、見た目は完全にブリュレなのが面白い。甘じょっぱい味覚とワインが良く合います。
メインはエゾ鹿。低温調理した上でのグリルであり、ねっとりと官能的な舌ざわりが堪りません。何とも綺麗な味覚であり、ストレートな赤ワインソースも王道の美味しさ。付け合わせも丁寧で、素晴らしいメインディッシュでした。
デザートは「モワルー・オ・ショコラ バニラアイス添え」。ナイフを入れるどドロリと流れ出る濃厚ショコラ。バニラアイスのキッパリとした甘味との対比も心地よく、今日も一日良い日だったという気分に浸らせてくれるひと皿でした。
以上をふたりでシェアし、結構飲んでお会計はひとりあたり8千円ほど。これはいい、すごくいい。王道のビストロ料理にさりげなく地元の食材を採り入れており、素朴ながら唯一無二のフランス料理です。真面目一徹・職人気質のシェフの客あしらいも心地よく、記憶に残ったディナーでした。
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