旧市街のおこわ専門店「Xôi Yến(ソイ イェン)」。店名の「Xôi」とはまさに「おこわ」という意味であり、イートイン客、テイクアウト客、フードデリバリーのドライバーと1日中ヒトでごった返しているお店です。
イートインである旨スタッフに(身振り手振りで)伝えると、店内のどこか適当に座れというニュアンス。1階のごちゃついた雰囲気に比べると2階以上はいくらかシックです。
料理の選択肢は少なく、ベースのおこわを3種類から選び、その上でトッピングを伝えるだけ。おこわも飲み物も200円前後であり、気前よく飲み食いしましょう。
こちらのベースはターメリックライスおこわ(?)にマッシュポテト的な舌ざわりの何かとフライドオニオンを散らした何か。トッピングはローストポーク。おこわの部分は、うーん、好みは人それぞれですが私の口には合いませんでした。ローストポークはいわゆる甘辛いチャーシュー味でベーシックに美味しい。こちらはトラディショナルおこわに「ベトナム風ソーセージ」をチョイス。こちらのおこわは日本人の口にも合いやすい所謂おこわ味であり美味しい。また「ベトナム風ソーセージ」って何?とと恐る恐る口にすると、どこか魚肉ソーセージを思わせる味わいです。
キュウリの浅漬け的なものも付きます。酸味がピリっときいて美味しい。本日一番のお皿でした。
200円かそこらの軽食と考えれば悪くはありませんが、似たような価格帯のもち米フードとしては551の蓬莱のチマキのほうが完成度が高いと思います。トイレは壊滅的な状況であり、全体と通してあまり衛生的とは言えないので、テイクアウトしてホアンキエム湖の周りでピクニックするのが良いでしょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。