ハノイには至る所に「Pho Ly Quoc Su」という表記のフォー屋があるのですが、その総本山(?フランチャイズの本店?詳しいことは知らん)が旧市街のココ「Pho So 10 Ly Quoc Su(フォー 10 リー コック スー)」。
平日10時というヘンテコな時間に訪れたのに大盛況。場面で待ち順列が生じており、案内役のオバチャンに人数を告げるとそのうち案内してくれる仕組みです。ガラス張りのオープンキッチンもあって、肉が山のように積まれており大迫力。色々とメニューはあるのですが、結局のところ部位と火の通し具合のバリエーションの違いです。こちらは最高値の「スペシャルボウル(ベトナム語は知らん)」。500円ぐらいです。
スープは薄味風に見えるのですが思いのほかボディがあって記憶に残る味わいです。麺はクタクタで味気なく、ラーメンや讃岐うどんなどコシの強い麺に慣れた日本人にとってはやや物足りないかもしれません。こちらは最もベーシックなタイプのフォーの、半生肉とウェルダン肉のあいがけです。半生肉は薄切りのローストビーフのような口当たりで、ウェルダン肉は牛丼の肉の調味を抜いたようなテイストです。ってあれ?さっきの「スペシャルボウル」との違いは何?
ライムや唐辛子、追加調味料は卓上に置かれておりセルフで投入する仕組みです。ライムは良いとして、唐辛子を相席のおっちゃんが直箸でつまんでいたのが気になる。コロナ関係なくそういうのは無理だ。
とは言えいずれのメニューも400円かそこらのフォーであり、支払金額を考えれば大満足の一杯です。量はそれほど多くないので、朝ゴハンやハシゴのうちの一軒として位置付けると良いでしょう。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。