お好み焼き いまり/恵比寿

2008年に恵比寿で創業した「お好み焼き いまり」。今や都内に数店舗を有し、東京お好み焼き業界では一大勢力となりつつあります。食べログでは当然に百名店に選出。
店内はL字型のカウンター席に、グループ客用のテーブルが数卓(写真は食べログ公式ページより)。かなり賑やかなお店であり大声を張り上げて話さないと仲間の声が聞こえないほど。しっぽりとしたデートには向かないのでご注意を。
我々は「いまりの丸投げ」というコース料理を注文。ひとりあたり2,500円で結構なボリュームが出て来ます。他方、ドリンクは1杯700円前後でありその量も少なく、食事と飲み物代金のバランスが悪く感じました。
まずは簡単なツマミとして、もやし(ナムル?)や漬物、枝豆、梅水晶、ザーサイがやって来ます。ザーサイは「生ザーサイ」と呼称しており、ブツ切りでひと粒ひと粒が大きく食べ応えがあります。
スペシャリテの「あごすじとニンニクの芽炒め」。牛のアゴのあたりの筋肉らしいのですが、なるほどゴリゴリとした食感で酒のアテに丁度良い。ニンニクの芽の香りも良く、とにかくビールが進みます。
「とん平焼き」はプレーンタイプと、、、
チーズインタイプの2パターンをご用意頂けました。豚肉の脂が強くジャンクな味覚であり、やはりビールが進みます。
豚キムチ。発酵の進んだキムチの酸味が単調になりがちなお好み焼き料理(?)の味変に一役買ってくれます。野菜が多く、暴力的な味覚ながら罪悪感は小さい。
ネギ焼き。淡路島産の青ネギがこれでもかとブチ込まれており、四捨五入するとネギな食べ物です。煮込んだ牛スジの味わいにもコクがあり、外観は好み焼き風でありながら、牛肉とネギのサラダを食べているかのようです。
モダン焼き。いわゆる焼きそばが入った関西風のお好み焼きであり、広島風との違いは具材が生地に練り込まれている点です。こちらもネギ焼きと同様にキャベツの量がすこぶる多く、四捨五入すると野菜炒めかもしれません。
「おなかに余裕があれば~」ということで、そば飯もご用意して頂けました(追加料金なのかどうかは知らん)。焼きそばとチャーハン(?)のコラボという、炭水化物の王者ともいうべきひと品でもう満腹。ごちそうさまでした。

以上を食べ、結構飲んでお会計はひとりあたり1万円。先に述べた通り食事に比べるとドリンクが割高なので、バカみたいに飲む場合にはあまり向かないお店かもしれません。コース料理にビールを2-3杯程度でひとり5千円みたいな使い方が当店の由緒正しき使い方に感じました。

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