2005年開業とかなりの歴史を誇るインネパ料理店「ラクシュミー(LAXMI)」。目黒では生活に根差した老舗であり、アド街にも取り上げられたことがあります。
店内はかなり広く、カウンター席からテーブル席、20人近くの宴会も可能な掘りごたつ個室もあったりと使い勝手良し。モニターからは絶えずインド(?)の動画が流れており、異国情緒に溢れています。
店主のムッシュバッタチャン・ジャングはネパールの少数民族「タカリ族」だそうで、大学で日本語を学びつつ観光目的で来日し、水が合ったのかそのまま日本に住み続け当店を独立開業するまでに至りました。
夜の定食「お楽しみターリーセット」を注文。1,430円です。チキンカレーに野菜のカレー、サラダにチキンティッカ、ナンまたはライスといった陣容です。サラダは、まあ、オマケのサラダ味ですね。コンビニの一番安いサラダと同等の味わいです。
チキンティッカ見た目ほど刺激的な味覚ではなく、意外にコンパクトな味わいです。
チキンカレーはマイルドな味わいであり、どこまでも優しい。やはり鶏肉の味覚は小さくまとまっており、もう少し鶏肉にお金をかけたほうが良いなと思いました。
一転して野菜カレーはビックリするほど辛いです。勝手に円やかな味わいを想定していただけに不意を突かれ、汗がダラダラと流れ出てきます。
ナンは385円の追加料金でチーズナンにグレードアップしてもらいました。トッロトロののっびのびであり、誰もが頬を緩ませる瞬間です。
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チキンティッカ見た目ほど刺激的な味覚ではなく、意外にコンパクトな味わいです。
チキンカレーはマイルドな味わいであり、どこまでも優しい。やはり鶏肉の味覚は小さくまとまっており、もう少し鶏肉にお金をかけたほうが良いなと思いました。
一転して野菜カレーはビックリするほど辛いです。勝手に円やかな味わいを想定していただけに不意を突かれ、汗がダラダラと流れ出てきます。
ナンは385円の追加料金でチーズナンにグレードアップしてもらいました。トッロトロののっびのびであり、誰もが頬を緩ませる瞬間です。
以上を食べ、お会計は1,800円ほど。ディナーであるため少々お高めにお感じますが、ランチであれば千円を切ってくるセットもあります。また当店の本来の主戦場はネパール料理であり「ダルバート(ご飯におかず、そして豆のスープがワンプレートになったもの)」がメインコンテンツなので、次回はそれを注文してみたいと思います。
また夜は飲み放題が付いて4千円ほどのコース料理もあるので、ちょっとした宴会に使うのも賢いかもしれません。いずれにせよ、昼も夜も使い勝手の良いお店です。
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市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。