結論から述べると一見客・観光客に対する客あしらいは最悪ですね。新潟の中でも佐渡の民は排他的な性格で有名ですが、まさにそれを地で行く接客姿勢です。着席しても大将を含めた従業員たちは地元の常連客とくっちゃべっており、こちらが声をかけるまで注文を取りに来てくれる気配はありません。
「何のお魚か教えて貰えますか?」と声掛けすると、舌打ちでもしそうな、まさに渋々といった表情で我々の元に戻って来、マグロ、甘海老、〇〇貝(忘れた)、エンガワ、アジ、スルメイカ、アラ、イクラ、マダイ、カンパチと単語だけ告げ、やはり常連客の方に戻っていきました。
にぎりのクオリティにつき、不味くはないが旨くもないといった程度であり、これが回転寿司であればまあこんなもんかと諦めるのですが、目の前の鮨職人が人の手でにぎったにぎりとしては低レベル。これなら「佐渡 廻転寿司 弁慶 佐渡本店」に行った方が安くて美味しい。お椀も単なる透明な液体であり味わいに骨格がありません。
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店内が妙に暑くパウチされた飲み物メニューで軽く仰いでいたら(軽くですよ軽く)、大将から「それは団扇じゃないから!」と鋭い声が飛んできます。いや、そこ叱るエネルギーあるならさっさと注文取りに来いよ。
また大将の衛生観念が欠落しており、ノーマスクでの従業はデフォ。生魚を触っている手でそのままボールペンに触れたりどこかに電話をかけたり(電話すんなよ)と、色々と無敵なのかもしれません。
「地魚のおすすめ」的な10貫セットを注文。2,750円です。にぎりが並べられたゲタを手渡された後は、まさにゲタを預けたとばかりに大将は常連客の方に戻っていき、つまらないネイリストのようなトークを再開します。「何のお魚か教えて貰えますか?」と声掛けすると、舌打ちでもしそうな、まさに渋々といった表情で我々の元に戻って来、マグロ、甘海老、〇〇貝(忘れた)、エンガワ、アジ、スルメイカ、アラ、イクラ、マダイ、カンパチと単語だけ告げ、やはり常連客の方に戻っていきました。
にぎりのクオリティにつき、不味くはないが旨くもないといった程度であり、これが回転寿司であればまあこんなもんかと諦めるのですが、目の前の鮨職人が人の手でにぎったにぎりとしては低レベル。これなら「佐渡 廻転寿司 弁慶 佐渡本店」に行った方が安くて美味しい。お椀も単なる透明な液体であり味わいに骨格がありません。
一見の観光客など養分程度にしか捉えていないスタイルの寿司屋なので私が責任を持ってオススメしませんが、それでも訪れてみたいという奇特な方は、地元の常連客にギャラを払って連れて行ってもらうのが良いでしょう。
「佐渡に行かぬ馬鹿、二度行く馬鹿」という新潟の諺が身に沁みたランチでした。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。