O’s House(オズハウス)/久米(那覇)

うちなーんちゅの中では圧倒的な支持を得るステーキ専門店「O’s House(オズハウス)」。食べログでは百名店に選出。旭橋駅から歩いて10分ほどの久米エリアに位置し、「豚々ジャッキー」を始め人気店が点在しています。
入店時の第一声が「ご予約は?」なので、ランチタイムでも予約は必須のようです。ゲストの殆どは地元の方で、身なりの良いお年寄りから接待ランチ風の会社員など、その辺の定食屋とは趣が異なります。
スペシャリテはもちろんステーキなのですが、ここは敢えて族の私は「すきやき」を注文。1,800円です。ちなみにここは敢えて族の同胞向けにお知らせしておくと、「銀ダラ」なる焼魚定食的なメニューもありました。
主題の「すきやき」。なのですが、どうしても左下の麺に目が行ってしまいます。これはうどんなのでしょうか、いや沖縄だからもしかして沖縄そば?いずれにせよ小麦粉ベースのヌードルであることは確かであり最初から〆の食事がぶち込まれているとは面白い試みです。
小鉢も付いて、もずく酢です。太目で食べ応えがあり、酸味もきいて結構美味しい。すき焼きの小鉢としてもずく酢を出すのは日本広しと言えど当店ぐらいでしょう。
卵を溶きほぐし煮込まれた牛肉に絡めて頂きます。なるほどステーキハウスで取り扱う牛肉だけあって旨い。いわゆるすき焼き用の脂カタブラした牛肉ではなく、肉の旨味もしっかりと感じられます。
ごはんも付きます。うどん(沖縄そば?)や割下の調味も含めれば結構な糖質量ですが、土日は何を食べてもカロリーがゼロと主治医が言っていたので問題ないでしょう。
食後のお茶も付いてきます。これだけの肉を食べ、ゆっくりできて1,800円はお値打ち。何よりゲストであるうちなーんちゅたちの雰囲気が良いですね。みな気軽に楽しそうに食べ、良く笑います。ステーキ文化圏である沖縄の、日常に溶け込む牛肉ライフを垣間見た気がしました。従業員の皆さんも総じて感じが良く、人気店であることにも納得。次回は満を持してステーキを注文しようと思います。

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沖縄通を気取るなら必ず読んでおくべき、大迫力の一冊。米軍統治時代は決して歴史のお話ではなく、今の今まで地続きで繋がっていることが良くます。米軍の倉庫からかっぱらいを続ける悪ガキたちが警官になり、教師になり、ヤクザになり、そしてテロリストへ。沖縄戦後史の重要な事件を織り交ぜながら展開する圧巻のストーリー構成。オススメです。