「母ちゃんの作った春巻きをみんなに食べてもらいたい」と脱サラし、オカンと2人で始めたフードトラックの春巻き屋が好評を博し、浅野町小学校交差点前の実店舗へと昇格オープン。金沢駅からは歩いて15分ほどです。
テイクアウト専門店なので店内は簡素な誂え。兄弟で1か月かけてDIYしたそうです。
私は6本セットを注文。1,400円です。ちょっとした和菓子のような可愛らしい包装紙で、ホームパーティーへの手土産などにも良いかもしれません。ピッタリと一列縦隊する春巻きたち。左から「しょうが」「いつもの」「しょうが」「大葉みそ」「カレー」「カレーチーズ」「ホイコーロー」。「しょうが」が2本あるのはオマケしてもらえました。得する性格である。
美味しかった。このクオリティで6本入って1,400円というのは悪くないディールです。公式ウェブサイトもインスタも作り込み過ぎているきらいがあり、どこぞの仕掛人が手掛けてるのかと斜に構えて訪れたのですが、良い意味で期待を裏切ってくれました。ホームパーティーの手土産に是非どうぞ。
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北陸新幹線開通前は秘境的な小京都として魅力があった金沢。開通後は客層が荒れだし、土日連休は東京のガチャガチャした人ばかりです。それは飲食店においても同様で、金曜日の夜から日曜日にかけての鮨屋など港区のちょづいた店と雰囲気は似てきています。きちんと食事を楽しみたい方は、連休を外して訪れましょう。
- 一本杉 川嶋(いっぽんすぎ かわしま)/七尾 ←能登半島にゴールデンルーキー現る
- レ・トネル(Les Tonnelles)/金沢 ←世界一炎上に耐性のないお店。
- ベルナール(BERNARD)/金沢 ←デジタルNG。大切な方と素敵な時間を過ごすためにどうぞ。
- Installation Table ENSO L'asymetrie du calme(インスタレーションテーブル エンソ ラシンメトリー ドゥ カルム)/金沢 ←ただ単にお値打ちというだけでなく、料理のひとつひとつが大変凝っており、しっかりと美味しいのが素晴らしい。
- A_RESTAURANT(ア レストラン)/金沢 ←イノベーティブ・フュージョン系では頭ひとつ抜けている。
- 味処 大工町 よし村/金沢 ←どこかの石油王の予約と取り違えているのではないかと心配したレベルの満足度。
- 銭屋(ぜにや)/金沢 ←金沢でしっかりとした日本料理を食べたいのであれば、いの一番に検討すべきお店。
- 鮨処あいじ/金沢 ←ガタッ!と、思わず立ち上がりたくなるような価格設定。
- 乙女寿司(おとめずし)/金沢 ←我が心の北陸ナンバーワン鮨屋。
- 壽司 なを㐂(すし なおき)/金沢 「金沢で良い鮨屋ない?」と東京の人間に聞かれれば、いの一番に推したい鮨屋。
- 鮨 志の助/金沢 ←とにもかくにも費用対効果が抜群すぎる。
- 小松弥助/金沢 ←このクオリティでこの価格は恐ろしくリーズナブル。
- 蕎味 櫂(キョウミ カイ)/金沢 ←〆の食事に蕎麦が出る王道の日本料理店。
- 太平寿し(たへいずし)/野々市 ←小躍りしたくなるような費用対効果。
- ヴィラ・デラ・パーチェ(VILLA DELLA PACE)/七尾 ←気が遠くなるほどの費用対効果の良さ。
- ラトリエ・ドゥ・ノト (L'Atelier de NOTO)/輪島 ←まさに「能登の食材を紹介する媒体」。