そんな中「床島は21時以降の2回転目だと予約ナシで入れることがある」との情報提供を受け、近所住みの常連にお連れ頂くことに。したらホントにスッと入れたじゃん!凄い!
日本酒が充実したお店ではありますが、今回はワインラヴァーと共にお邪魔したのでシャンパーニュを注文。これが6,600円と大変お値打ちで、都内の飲食店でボトルのシャンパーニュが6千円台で飲める店というのはかなり珍しいほうでしょう。
お通しのクオリティの高く、これが二次会だということをすっかり忘れてしまうほど、貪り着くように飲み食いに着手します。夜も遅いのでコースではなくアラカルトで注文。こちらはお野菜の盛り合わせであり、何でも栃木県の農園から取り寄せているそうで、焼鳥屋としては最高峰の味わいのサラダと言えるでしょう。
ささみ。しっとりとレアに仕上がり議論の余地なく明白に美味しい。ちなみに当店は食鳥処理認可証を取得しており、鶏を丸ごと仕入れ店主自ら捌いての提供だそうです。せせり。首の部分であり全てが筋肉でできているかのような激しい食感。
ねぎま。いつ見ても暴力的な外観で、モモ肉の部分が特大の唐揚げほどのサイズがあります。バリっとした皮を紐解くと溢れ出る肉汁。むしゃむしゃ美味しいよう。手羽は皮目のバリっと感と皮と肉の境目のジューシー感を楽しみます。
ちぎも。いわゆるレバーの部分であり圧倒的魅力を感じさせる外観です。何とも官能的な味覚であり、思わず赤ワインをグラスで追加注文してしまいました。
ちぎも。いわゆるレバーの部分であり圧倒的魅力を感じさせる外観です。何とも官能的な味覚であり、思わず赤ワインをグラスで追加注文してしまいました。
焼鳥おまかせ6本セットのトリは「つくね」。以前お邪魔した際は棒状でフワフワな食感だったのですが、今回は団子状態でガシガシと肉の歯ざわりを感じさせるスタイルです。全くもって期待を裏切らない美味しさでした。
いやあ、相変わらず美味しかった。私は焼鳥につき突出したマニアというわけではなく多くを語ることはできないのですが、その経験値の浅さを無力化するほど図抜けた魅力のある焼鳥屋です。目黒「鳥しき」にせよ、人気焼鳥屋の2回転目大作戦はかなり使えるのだ。
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三茶は店主の思い入れの強い哲学のあるお店があっていいですね。ちなみに三軒茶屋は「さんげんちゃや」ではなく「さんげんぢゃや」と読むのが正解です。これ豆な。
- 采(サイ) ←三茶で一番のお気に入り。美味しいツマミに日本酒1杯500円!
- 床島 ←元祖予約の取れない焼鳥屋。間違いのない味、かつ、割安。
- 香辣里(シャンラーリー) ←マニアックな料理ばかり。大勢でどうぞ。
- 夕(セキ) ←駅から少し歩くけど、高次元の料理にリーズナブルな日本酒。
- クチーナ イタリアーナ エンネ ←本格的なイタリアン。安く旨し。
- ペペロッソ ←手打ちパスタが絶品。イタリアのクラフトビールも楽しい。
- umbilical(アンビリカル) ←ゆるふわ系ワインバー。居心地がすごくいい。
- トロワ ←落ち着いた雰囲気のワインバー。ツマミがリーズナブル。
- 赤鬼 ←東京屈指の予約困難店。わかりやすく天狗で私は好きじゃない。
- ラルテ ←正統派ナポリピッツァ。ランチがお得。
- いざかや ほしぐみ ←味のある店内。安旨の代名詞。
- サンバレーホテル ←賛否両論。難易度の高いお店。
- 三軒茶屋飲み屋巡り vol.1 ←目次的まとめ。vol.2~と育てていきたいな。
三軒茶屋のことを広く浅く知るに打ってつけの本です。ポイントを押さえた情報がコンパクトにまとまっており便利。Kindleだと実質200円程度なので凄くお得です。