シーフードレストラン シギラタートルベイ(SHIGIRA TURTLE BAY)/宮古島

宮古島屈指のラグジュアリーホテル「シギラミラージュ」のダイニング「シーフードレストラン シギラタートルベイ(SHIGIRA TURTLE BAY)」。朝食は当店か和食ダイニングの「蜃気楼」のどちらを利用しても良いとのことだったので、この日は「シーフードレストラン シギラタートルベイ(SHIGIRA TURTLE BAY)」にお邪魔することとしました。
店内は広く採光が良いのですがスタイリッシュというわけではなく、オシャレな社食といった雰囲気。従業員は当店専属というわけではなく、シフト制で他のレストランとの持ち回りのようです。
「蜃気楼」と同じく当店でも謎にルイロデレールのフリーフローが付いてきます。酒飲みにとっては嬉しいシステムですが、下戸やドライバーにとってはどうなんだろう。グラスやボトルの並べ方も適当でワインに係る愛は感じられず、従業員のボトルの取り扱いもジャカジャカぽん!ジュワー!!あたふた、とワイン愛好家としては気に障る一幕でした。
チェックインの際にセミビュッフェと案内されていたのですが、セミビュッフェって何や?と訝し気に訪れると、何なんでしょう、この貧相なラインナップは。ビジターは4,400円という値付けながらクオリティは航空会社のビジネスクラスラウンジ以下です。
メインはオーダー制でエッグベネディクトを選択。このプレートも適当で、串に刺されたソーセージとホタテの質は悪くないものの、4,400円の朝食という意味では全然プーでした。
パンも酷く、どこぞの工場から出荷されたのではないかと思う程の人工的な味覚です。つい先日お邪魔したアンダーズのクロワッサンが絶品で、これで同価格帯だとは悪い冗談にしか思えません。

和食ダイニングの「蜃気楼」の朝食はビジネスホテルの朝食に毛が生えた程度であるものの、地元の食材を多用しているフルサービスのレストランという意味ではギリアウトぐらいでしたが、当店は何の哲学も無くシャンパーニュ飲み放題にしとけばいいんでしょ的な投げやりな姿勢で完璧にアウトです。ビジターなど論外であり、できれば素泊まりで楽しみたいところだと感じた朝食でした。

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