パリはマドレーヌ寺院脇での開業に続き、世界で2軒目となるオテル・フォション。エントランスすぐのゴージャスな大階段を登って目の前にある「 サロン ド テ フォション(Salon de Thé Fauchon)」。建前はアフタヌーンティーのお店ですが1回転目は11時~であり、何なら夜まで営業しているので使い勝手が良いです。
シンプルながら哲学を感じるテーブルセッティング。座ってすぐにグラスワインに注がれたアイスティーが提供されます。当店のアフタヌーンティーは2時間の入れ替え制であり入店直後はそれなりに待たされるのですが、既にウェルカムティーが用意されているのはナイスな工夫ですね。小菓子とセイボリーのセット。ピンクに黄緑と春色全開なラインナップであり、見た目のキュートさはもちろんのこと、味も中々のもの。マカロンはパリ直輸入。全て食べれば結構な量であり、ランチもしくはディナーはパスするつもりでどうぞ。
焼きたてのスコーンが美味しい。一般的にアフタヌーンティーにおけるスコーンは口の中がパッサパサになりがちであり、ギャルたちもどちらかというと賞味用というよりも観賞用・撮影用という意味合いが強いですが、当店のそれは結構、いやかなり美味しいです。春色のパルフェもあります。たっぷりのメレンゲにイチゴのソース。まさに女子力といったひと品です。
お茶の種類は20種類以上あり、お好きなものをお好きなだけ。アイスティーまで用意されており、「お茶のフレーバーは〇種類までとさせて頂きます」といった東京のケチなアフタヌーンティー屋は見習って欲しいところです。フォションカラーの急須は南部鉄器であり、見た目とは裏腹にすげえ重くて熱いのでお気をつけて。
以上で税サ込5,500円。え!これ安ない!?東京のホテルのアフタヌーンティーは7-8千円が当たり前の世界になってきたことを考えると実にお値打ちな価格設定であり、質はそれ以上と言えるでしょう。ハイアットリージェンシー京都にせよ、京都はアフタヌーンティーのレベルが高い。旅行者はいきおい日本料理店に走りがちですが、たまには気分を変えて洋風のお茶へと洒落こみましょう。オススメです。
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- にくの匠 三芳(みよし)/祇園 ←これは確かに匠だわ。確かに肉の匠だわ。
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- 祇園 大渡(おおわたり)/祇園 ←大将のキャラが最高に面白い。
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- LURRA°(ルーラ)/東山 ←雰囲気独特。好みが分かれるお店です。
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- 十牛庵/高台寺 ←ひらまつが手がける和食店。ワインがめちゃめちゃ安い!
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