JUMBO STEAK HAN’S(ハンズ)/久茂地(那覇)

ステーキ文化圏の沖縄。「ステーキハウス88」「ジャッキー ステーキハウス (JACK'S STEAK HOUSE)」など名店は数多ありますが、久茂地の「JUMBO STEAK HAN’S(ハンズ)」も負けてはいません。県庁前駅から歩いて5分ほど。国際通りからすぐ近くと観光客にとっても便利です。
夕方のヘンな時間帯に訪れたのでガラ空きでした。逆に考えれば通し営業で便利。ランチタイムとディナータイムの切れ目は存じ上げませんが、ランチタイムだと価格が控えめな上にドリンクバーやサラダバーやカレーなども食べ放題となるため、普通のデブは昼に訪れたほうが良いでしょう。
当店は赤身肉が推しとのことで、ランプステーキ450グラム(1ポンド!)2,980円というのにも惹かれたのですが、途中で食べ飽きる恐れもあったため、無難にランプとハンバーグのコンボとしました。2千円チョイです。
ランプ肉。コンボとは言うものの、ランプ部分だけで150グラムもあり、その辺のステーキ屋のメインディッシュに比肩するボリューム感です。潔く塩コショウのみで調味し、後は卓上の調味料で自分好みの味覚をクリエイトします。
店員オススメのミディアムレアでお願いしたのですが、これが絶妙なバランスの火入れであり素直に美味しい。そのまま食べても肉の味がしっかりと伝わり、また、ステーキソースは10種類以上の野菜や果物が練られているそうで、こちらも文句なしに美味しかった。
ハンバーグも150グラム。こちらは問答無用でしっかりと火入れされており、衛生の何たるかをきちんと理解されているように感じました。ソースはデミグラスソースを選択肢、こちらもステーキソースに負けず劣らず深みがあって美味しかった。
以上、単品で肉だけを食べ2千円かそこら。この質と量の肉を食べてこの支払金額はお値打ち。千駄ヶ谷「CHACOあめみや」の食後感に通ずるものがあります。

また前述の通りこれはディナーでの価格設定であり、ランチタイムであればもう少し安くなってビュッフェも付くなど慈善事業に近い費用対効果でしょう。次回はランチタイムにお邪魔し、コスパという概念を突き詰めてみたいと思います。

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