牧志のはずれ、壺屋エリアの西にある「OKINAWA SOBA EIBUN(えいぶん)」。沖縄そばマニアの店主が創る変わり種の沖縄そば大ウケし、行列の絶えない人気店となりました。
行列を避けるために平日昼間オープンしてすぐに訪れるとゼロ並び。カウンター席が7~8席にテーブル席がいくつかあり思いのほか広々しています。カフェっぽい雰囲気であり、店員や客の雰囲気がスタバっぽく、若い女性が多いのが印象的。
「牛もやしパクチーまみれ」に「味玉」をトッピングした上で「BUNちゃんじゅーしー」をセットで注文。1,410円です。沖縄そば屋としてはかなり高めの価格設定ですが、このスリリングとさえ感じられる普通じゃない外観に心躍ります。
大宜味村「前田食堂」ふうの牛肉もやしそばに大量のパクチーをトッピング。具材は強めの塩コショウで炒められておりアタックは爽やかですが、徐々に響くニンニクとニラのスパイシーな風味が後を引く美味しさ。途中でレモンをしぼりパクチーソース(?)を混ぜ込めば、どこか異国のニュアンスすら感じられました。
麺は中太ストレートであり王道中の王道の味わい。また、スープも鰹節や昆布の風味が支配的であり、色物として見られることが多い店ではありますが、根っこの部分はオーソドックスな沖縄そばに感じました。
「BUNちゃんじゅーしー」には端肉に炙ったソーキがドーンと乗っかります。コッテリと濃厚な味覚であり、オリオンビール、いや泡盛が欲しくなってしまいました。しかもライス部分はじゅーしー(炊き込みごはん)です。このサイド丼をオカズに白ゴハンが食べれそうなほどエネルギーのほとばしりを感じました。
いやあ美味しかった。この店は旨い。沖縄そばはどうしても男性的な食事のジャンルであり、女性が居たとしても家族連れであることが殆どである中、女性ひとり客でも入りやすい店づくりが何より素晴らしいですね(逆に言うと、ガテン系のオッサンひとり客は浮くかも)。フレーバーも多種多様であり、全種類制覇したくなる楽しさもある。次回は「特製ジュレぶっかけまぜそば」なる謎メニューを試してみようっと。
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