渋谷駅から南へ歩いて10分ほど、渋谷桜丘郵便局の近くに位置する「とり茶太郎(ちゃたろう)」。開業は2013年と割に歴史があり、ここ数年でメキメキと頭角を現してきた焼鳥店です。食べログでは百名店に選出。OMAKASEにも加盟し全然予約が取れなくなりました。
店内はカウンターのみ10席ほどと、王道の焼鳥屋といった風情です。お酒の種類が豊富で、ビールや日本酒・焼酎はもちろんのこと、ワインも充実しています。
金子拓也シェフは大塚の名店「蒼天」で腕を磨き2013年に当店を開業。食事はベースが8,800円で、「鳥しき」のようなストップ制です。特定の鶏肉を用いるのではなくホロホロ鳥や比内地鶏、軍鶏、名古屋コーチンなど色んなお肉を出すスタイルです。
鮨屋のように、まずはお料理から始まります。こちらはホロホロ鳥の揚げ出しにゴボウのお椀。ホロホロ鳥は欧米的な食べ方しかしたことがなかったので、揚げ出しとする試みは面白い。お出汁も美味しい。
軍鶏のぬか漬け。ワオ、肉をぬか漬けにしちゃうんだ。しかも軍鶏。なるほど肉の味が強く、それに負けないぬか漬けの風味です。串に入ります。まずは比内地鶏の胸肉。バリっと勢いよく炙られており、皮目が香ばしく食欲を掻き立てます。
砂肝。シンプルに塩で頂くのですが、なんとも挑戦的で逞しい食感に心惹かれる。
ネギマ。ドカーンとでっかいネギのカットであり、肉の旨味の強さに負けてません。
時々お料理も挟んできます。こちらはモモ肉と胸肉の食べ比べだったっけな。キンカンの程よい甘味が心地よいアクセント。
レバー。恐らくは健康優良児な個体だったのでしょう、新鮮新鮮で実にエレガントな味わいです。
ギンナンも素朴にホックリと。ピュアピュアな味わいに心和みます。
鴨ロース。フランス料理屋で食べるそれとは芸風が大きく異なり、ムキっと素材の味わいがストレートに伝わる調理です。
こちらは胸筋肉にトマト。鶏肉の清澄な味わいにトマトの穏やかな甘味と酸味が良く合う。
こちらは手羽元。特筆すべきは添えられた白い物体であり、これは燻製させたチーズなのかなあ。キュムキュムとした食感に深みのある乳のコクが記憶に残りました。
つくねとうずら。つくねは目の前でシェフが丁寧に成型するところからのスタートであり、なんとも説得力のある味わいです。
あと確かこのあたりで菜の花とあやめかぶの小鉢が出たと記憶しているのですが、写真を撮るのを失念しました。それほど楽しい食事だったということでしょう。
てばめし。手羽先の中に山椒風味のゴハンが詰まっており夢中になる美味しさ。この料理を嫌いな日本人は居ないでしょう。
玉ねぎと長ネギをガガガと炙ります。ネギ好き星人としては至福のひととき。
モモ肉。これぞ焼鳥の真骨頂ともいうべきマッチョな味わいであり、バリっとした皮目からシットリした身までのグラデーションが心地よい。
ハツもモモ肉に負けず劣らず大迫力の味わい。プツンプツンとした食感に病みつきです。
アカ。どこの部位か存じ上げなかったのですが、色々検索したところによると内モモ肉の美味しい部分を切り出した箇所らしいです。なるほどクセがなくクリアな味わい。
シイタケの肉詰め。シイタケのムチムチとした歯ざわりと香りに鶏肉がジットリと侵入します。うーん美味しい。毎日食べたい。
てばめし。手羽先の中に山椒風味のゴハンが詰まっており夢中になる美味しさ。この料理を嫌いな日本人は居ないでしょう。
玉ねぎと長ネギをガガガと炙ります。ネギ好き星人としては至福のひととき。
モモ肉。これぞ焼鳥の真骨頂ともいうべきマッチョな味わいであり、バリっとした皮目からシットリした身までのグラデーションが心地よい。
ハツもモモ肉に負けず劣らず大迫力の味わい。プツンプツンとした食感に病みつきです。
アカ。どこの部位か存じ上げなかったのですが、色々検索したところによると内モモ肉の美味しい部分を切り出した箇所らしいです。なるほどクセがなくクリアな味わい。
シイタケの肉詰め。シイタケのムチムチとした歯ざわりと香りに鶏肉がジットリと侵入します。うーん美味しい。毎日食べたい。
〆は鶏そば。何とも凛々しい味わいで、本日の鶏料理の集大成とも言える味覚です。そのへんの腕自慢の鶏系ラーメン屋がしっぽを巻いて逃げ出す美味しさでした。
旨かった。実に旨かった。追加分も含めて食事代だけなら1万円程度というのも嬉しいですね。当店と同等の美味しさの焼鳥屋は都内にいくつかありますが、現実的でない価格設定の店が多いので、このあたりの支払金額に着地すると幸福感が高まる。そうだぞ焼鳥はみんなのものだ。
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