栄町でトップクラスの人気を誇る飲み屋「ルフュージュ(Refuge)」の新店「二階の中華」。その名の通り「ルフュージュRefuge)」の2階に位置し、「二万八千石」脇の赤と黒のシマシマ階段を登ります。そういやキッシーになってから二階さん消えちゃったな。政治の世界って大変だな。
もともとはバー的な店だったテナントを居抜きでリニューアルオープン。厨房やお外に面したカウンター席にテーブル席がいくつか。ゆとりのある座席配置で広々とした印象です。テレビにネットフリックスの料理系の番組が流れているのが地味に楽しい。
ホワイトベルグは400円と、この価格で飲めるのは日本でも当店だけではなかろうか。ちなみにホワイトベルグはベルギーのホワイトビール風ですが、酒税法上ビールではなく実は発泡酒という位置づけですこれ豆な。その他のアルコールも500円前後と栄町的価格設定です。「焼売3種盛」は500円。これはちょっと信じ難い価格設定ですねえ。ミシュラン星付き中華でもこのクオリティの点心には中々出会えることはなく(私は元ジェットセッターであり乗り継ぎ地の香港でよく食べる)、それでいてワンコインとは恐れ入る。フレーバーは「海老焼売」「もち米焼売」「鶏肉焼売」の3種。ひとつづつでも良いし、1種を3個でもOKと組み合わせは自由自在。
「ソフトシェルシュリンプのナントカ炒め」は千円ポッキリ。きちんとしたレストランであれば2-3千円は覚悟しなければならない質および量です。これは脱皮したエビなのかな。殻ごと全て口に含んで甲殻類独特の旨味を楽しみます。共に炒められたお野菜たちも堂に入った味わいです。麻婆豆腐は辛さを前面に押し出すことは無く、複雑なスパイスの味覚で攻めてくるタイプ。奥行きがあり後を引く美味しさ。ジンワリと汗が浮かび上がってくる、私の一番好きなスタイルです。
〆に「五目炒飯」。大きな中華鍋を勢いよく振ってスピーディーに完成。これが、旨い。かなり迷いなく調味されており炭水化物ながら酒が進む逸品。山盛りサイズで600円というお値打ち価格ながら、恵比寿の客単価5万円中華のチャーハンの数倍美味しいです。
以上を食べ、軽く飲んでお会計はひとりあたり2千円。神かよ。これはもう、香港などの中華圏で食べるよりも満足度は高いかもしれません。今回は2次会として訪れたので量を食べることができませんでしたが、次回は1次会として胃袋を整えて訪れたいと思います。那覇とか旅行先とかそういうの関係なく超オススメな中華料理店でした。
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