カルピス本社の近くの雑居ビル3階にある「ライオンのいるサーカス」。外観はバーっぽい雰囲気なのですが、11時からの通し営業で、ランチタイムには富士市のご当地グルメ「つけナポリタン」を提供するという一風変わったお店です。なんでも当店はつけナポリタン発祥の地、富士市吉原商店街にある「Cafe Sofarii」の姉妹店だそうです。
店内は薄暗くアンティーク調の家具の家具が並び、どこか退廃的な雰囲気が印象的。ゲストは私を除いて全員が女性であり、食後に付いてくるお茶を脇にダラダラとダベっており、都会のランチタイムとは時間の単位が異なっている印象です。
当然にスペシャリテの「つけナポリタン」を注文。1,200円です。つけ汁(?)に係るトッピングとして2種を選択することができ、私は半熟卵とブロッコリーをチョイスしました。
本題に入る前に100円の追加料金でお願いしたミニサラダ。これはまあ、いわゆるランチセットのミニサラダですね。「つけナポリタン」本体が1,200円といい値段を取るのだから別料金でなく込みで付けてくれても良いと思うのだけれど。本題の「つけナポリタン」。前述のトッピングに加え、具材として牛スジやシュレッドチーズが入っています。スープそのものは鶏ガラや味噌・醤油などを用いているそうですが、トマトの味覚が支配的であり、酸味が強く感じました。
麺はパスタというか中華麺というか、モチモチと記憶に残る食感です。「つけナポリタン」と題してはいますが、一般的な「ナポリタン」とはまた違った食べ応え。+100円で増量もでき、またライスを追加注文して残ったつけ汁にぶち込みリゾット化するという戦術も考えられるので、育ち盛りの男子は検討してみましょう。
食後にコーヒー紅茶もついてきます。「つけナポリタン」そのもので1,200円というのは少し高いなというお気持ちですが、食後のお茶でのんびりダベってもOKという意味では悪くないディールでしょう。関連記事
恵比寿も十番に負けず劣らず良い街ですよね。1度住んで、片っ端から食べ歩いてみたいなあ。よそ者ながら印象に残ったお店は下記の通り。
- ALTRO!(アルトロ) ←十番カラペティ・バトゥバ!の姉妹店。居心地最高。
- マッシュルーム(MUSHROOM) ←3皿取ってデザートやお茶までついて3,500円ってむっちゃ安くない?
- アリゴトゥール(Aligoteur Que du bonheur) ←美味しいを突き詰める旨いもの屋。
- 筑紫樓(つくしろう) ←ランチタイムは社会貢献活動かもしれませんが、それにしてもお得である。
- 鍈輝(えいき) ←コロナ・テイクアウトグルメグランプリ優勝店。
- クンビラ(KHUMBILA) ←スパイスのオーケストラともいうべき複雑な味わいが五感に押し寄せる。
- ブラチェリア デリツィオーゾ イタリア(BRACERIA DELIZIOSO ITALIA) ←ランチの信じがたい費用対効果。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト) ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- スブリデオ レストラーレ ←チーズ好きのカーバ神殿。
- ガストロノミー ジョエル ロブション ←やはり最強。季節ごとにお邪魔したい。
- チャイニーズダイニング方哉(まさや) ←ランチの千円担々麺が絶品。
- 蕎麦懐石 義(ぎ) ←飲み物付きランチコース4千円がほんとうにすばらしい。
- えびすの安兵衛 ←超行列店。高知名物「屋台餃子」を恵比寿の地で!