日比谷線秋葉原駅A4出口出てすぐにある「インディアンレストラン アールティ(Aarti)」。都内でも屈指の人気を誇るインド料理店であり、ランチタイムには行列が絶えません。食べログでは百名店に選出されています。
店内は席間隔が狭めで30席ほど。ランチタイムはいわゆるインド料理店のカレーランチの提供ですが、ディナータイムは「インド屋台料理」と称して酒のツマミ・スナック中心の店へと変貌します。
私は腹が減っていたのでカレーが2種付くディナーセット的なものを注文。1,980円なのですが、その金額の中にドリンクが1杯含まれていて、その上ビールも選択可という気前の良さ。このインド人めっちゃいい人やん。10分ほど待って着丼。由緒正しき銀の大皿にナンとライス、タンドリーチキン、ミニサラダにカレーが2種。
奮発して+200円でチーズナンに変更したもらったのですが、これが大正解。分量を間違えているのではないかと不安になるほどチーズが大量投下されており、ドミノピザで育った日本人であれば誰もが大好きな味でしょう。下手なナポリピッツァよりも満足度が高いです。
こちらのカレーはエビカレー。エビというよりもクリーミーな味わいが印象的で、スパイスズバズバ系というよりはフランス料理のソース・キュリー的な味わいです。
こちらはバターチキン。バターたっぷりでコクたっぷり。先のエビカレーと芸風が似ており若干の麺かぶりでしたが、旨いものは旨いのだ。
ナンはチーズたっぷりでそれ単体で食べる料理と化していたので、カレーにはライスをあわせて頂きます。長細いお米で香り高く、先のカレーにピッタリです。
タンドリーチキンはいわゆる日本で食べるタンドリーチキン味であり万人受けする味わいです。やや調味が強いので付帯するミニサラダと合わせて食べると丁度良く、もちろんビールにも良く合います。
以上を飲み食いしてお会計は2,280円。いいですねいいですね、やっぱりカレーはこうでなくっちゃ。ちなみにランチタイムでは同じカレーが千円かそこらで食べることができるので、そりゃあ人気が出るわけだ。次回はお昼に、また違った種類のカレーを選んだみたいと思います。
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カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!