1938年創業の老舗ラーメン店「新福菜館(しんぷくさいかん)」。京都駅から歩いて7~8分ほどの距離にあり、9:00から20:00までの通し営業で、観光客にとって使い勝手抜群。最近では麻布十番や秋葉原などにも進出しています。
この日は土曜日の10:30に訪れたのですが10人ほどの待ち行列。それでも回転は悪くなく、10分ほどで入店することができました。ちなみにお隣の「本家 第一旭 たかばし本店」のほうが行列はもっと長かったです。まさに昭和な町中華という雰囲気の店内で、テーブル席が主力です。子連れもOK。朝っぱらから飲んでる人がすごく多い。
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京都はとにかく和食がリーズナブルですね。町全体の平均点が高いのはもちろん、費用対効果も良いことが多い。その文化に影響を受けてか、欧米系のレストランにも目が離せない魅力がある。
JR東海「そうだ京都、行こう。」20年間のポスターから写真・キャッチコピーを抜粋して一冊にまとめた本。京都の美しい写真と短いキャッチフレーズが面白く、こんなに簡潔な言葉で京都の社寺の魅力を表せるのかと思わず唸ってしまいます。
「付出し肉」は600円。その価格からは考えられないほどの盛り込み具合であり、二郎の頭の部分を取り出したような様相を呈しています。肉が中々、いやかなり旨く、朝っぱらから飲んでる人がすごく多い理由がよくわかりました。この質および量で600円というのは実にお値打ち。自炊するよりも安くつく。
スペシャリテの「焼き飯」は500円。ラーメンのスープ(後述)と同様に真っ黒なのが特長的。ただし見た目ほど味付けが濃いわけではなく、むしろ「香ばしい」「深い」といった形容詞が当てはまる味覚です。具材もたっぷり。
「朝鮮漬」は200円。こちらも美味しいのですが、同じサイドメニューの「付出し肉」に比べると費用対効果という点では見劣りするかもしれません。ラーメンは「竹入中華そば(メンマ入り)」を注文。いわゆるデフォにメンマトッピングという構成で850円です。イカスミパスタもかくやという真っ黒なスープが特長的。ただし「焼き飯」と方向性は同じであり、見た目ほど味付けが濃いわけではなく、やはり香ばしく複雑味溢れる味覚です。
他方、麺はイマイチですね。フニャフニャのニョロニョロで学食のラーメンのようでした。ただしネット上の口コミで「コシが強い」と表現している方もいたので、たまたまかもしれません。
色々書きましたが、結論として大変満足しました。麻布十番で試した時は大して美味しくねえなあという印象でしたが、本店で食べるとまるで別物です。時間帯によってはかなり並ぶので、新幹線前に訪れるにはリスクあり。京都に到着してテンション上げる一食目にちょうど良いかもしれません。
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京都はとにかく和食がリーズナブルですね。町全体の平均点が高いのはもちろん、費用対効果も良いことが多い。その文化に影響を受けてか、欧米系のレストランにも目が離せない魅力がある。
- 木山(きやま)/ 丸太町 ←マイ・ベスト・京都メシ。おひとりさまも大歓迎。
- にくの匠 三芳(みよし)/祇園 ←これは確かに匠だわ。確かに肉の匠だわ。
- 祇園にしかわ/祇園 ←今の東京は何かが狂っていると言わざるを得ない。
- 祇園 大渡(おおわたり)/祇園 ←大将のキャラが最高に面白い。
- LURRA°(ルーラ)/東山 ←雰囲気独特。好みが分かれるお店です。
- 草喰 なかひがし/出町柳 ←店名の通り草を食べる変わった和食。
- 未在(みざい)/東山 ←盛り付けは天下一品。
- 下鴨茶寮 本店/出町柳 ←環境と店構えが最高にクール。
- 室町 和久傳(むろまちわくでん)/烏丸御池 ←やっぱり和久傳が好き。
- 田がわ/御幸町 ←幸村卒業。近い将来、星獲得間違いなしのリーズナブルな和食。
- 又吉/祇園 ←雰囲気のある街並みに溶け込む費用対効果抜群のお店。
- 末友/祇園 ←ミシュラン2ツ星。非の打ち所が無いお店。
- 祇園にし/祇園 ←こちらも非の打ち所のないお店。
- 十牛庵/高台寺 ←ひらまつが手がける和食店。ワインがめちゃめちゃ安い!
- レストランひらまつ 高台寺 ←立地や雰囲気が抜群。
- とくを/木屋町 ←料理にも店の雰囲気にも、シェフの人柄の良さが滲み出ている。