函館朝市内の店舗なのであっさりした建屋ですが、ボックスシートが多数配置されておりグループでの訪問にピッタリ。観光地にありがちなちょづいた従業員、ということは全くなく、みな総じて感じが良いです。札幌よりも方言がヘヴィなのが旅行者には堪りません。
食べログのクーポンを提示するとサービスしてもらえる小鉢は布海苔の酢の物。布海苔そのものの味は強くありませんが、さっぱりとした酢の風味が先付としてピッタリです。
今日は地元のイカがあって、1杯660円とのことで2杯注文。片方はイカソーメンで、もう片方はお造りでオーダー。なのですが、これはびっくりするぐらい美味しくないですね。色が悪く食欲を削ぎ、味覚も外観に従い地平の彼方に消えてほしいレベルです。これはその辺のスーパーのパックの刺身のほうが余程レベルが上でしょう。
主題のウニ丼。6~8月という短い旬の利尻・礼文産バフンウニと北海道産キタムラサキウニの2種を楽しめる「食べ比べ丼」。6,050円です。
さすがに美味しいですが、これで6,050円ってのは割高だなあというのが素直な感想です。ダイセンのウニのように、高級な鮨屋で食べる高級なウニのほうが高級ですが、高級なだけあって味も圧倒的に高級に思え、結果的にリーズナブルに感じてきます。
こちらは「無添加生うに丼 レギュラー」。北海道産キタムラサキウニです。こちらも5千円を超える価格設定であり、もちろん美味しいけれどこの値段ならそうだよねという感想です。あと、ライスが不味いですね。グズグズのダルダルでウニ丼に対する愛情が微塵も感じられませんでした。
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さすがに美味しいですが、これで6,050円ってのは割高だなあというのが素直な感想です。ダイセンのウニのように、高級な鮨屋で食べる高級なウニのほうが高級ですが、高級なだけあって味も圧倒的に高級に思え、結果的にリーズナブルに感じてきます。
こちらは「無添加生うに丼 レギュラー」。北海道産キタムラサキウニです。こちらも5千円を超える価格設定であり、もちろん美味しいけれどこの値段ならそうだよねという感想です。あと、ライスが不味いですね。グズグズのダルダルでウニ丼に対する愛情が微塵も感じられませんでした。
以上の料理をふたりでシェアしてお会計はひとりあたり6,500円。うーん、高いです。もちろんウニとは高価な食材でありそんなもんと言われればそんなもんかもしれませんが、同じコストをかけるのであれば海鮮居酒屋にでも行った方が費用対効果は全然良いだろうなと思いました。あくまで函館旅行の観光スポットとしてどうぞ。
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鮨は大好きなのですが、そんなに詳しくないです。居合い抜きのような真剣勝負のお店よりも、気楽でダラダラだべりながら酒を飲むようなお店を好みます。
- すし匠/ワイキキ ←このお店の真価が問われるのは数十年後のはず。
- 照寿司(てるずし)/北九州 ←世界で最も有名な鮨職人。
- 鮨おさむ/福岡市 ←リーズナブルかよ。
- すし宮川/円山公園(札幌) ←人生でトップクラスに旨い鮨。
- 鮨さいとう/六本木一丁目 ←価格設定に色々と考えさせられる。
- 鮨 在(ざい)/広尾 ←これこれ、鮨とはこれですよ。
- 東麻布天本/赤羽橋 ←欅坂46のような鮨。
- 初音鮨(はつねすし)/蒲田 ←西の照寿司、東の初音鮨。
- 紀尾井町 三谷/永田町 ←単純計算で年間3億円近い売上。恐ろしい鮨屋。
- 鮨 猪股(いのまた)/川口 ←にぎりのみの男前鮨を喰らえっ!
- 鮨舳/瓦町(高松) ←真っ当な江戸前。銀座の半額で何度でも通いたい。
- 天寿し/小倉 ←何度でも行きたいし、誰にでもオススメできるお店。
- 鮨 一幸(いっこう)/すすきの ←真摯に鮨に取り組む好青年。
- ひでたか/すすきの ←鮨は好きだけどオタクではないライト層にとっては最高峰に位置づけられるお店。
- 鮨 十兵衛/福井市 ←福井への旅行が決まれば最初に予約したいお店。
- 鮨 大門/魚津(富山) ←東京の鮨はもうオワコン。
- 鮨 志の助/新西金沢 ←とにもかくにも費用対効果が抜群すぎる。
- 小松弥助/金沢(石川) ←「まごころでにぎる」を体現する鮨屋。
- 太平寿し/野々市(石川) ←金沢の人が東京で鮨を食べると頭から湯気を出して怒るに違いない。
この本は素晴らしいです。築地で働く方が著者であり、読んでるうちに寿司を食べたくなる魔力があります。鮮魚の旬や時々刻々と漁場が変わる産地についても地図入りでわかりやすい。Kindleとしてタブレットに忍ばせて鮨屋に行くのもいいですね。