目黒は権之助坂途中で路地に入ったところにある「WE ARE THE FARM」。昔は上原にあるだけだったと記憶しているのですが、いつの間にやら都心の主要駅は全て制覇といった人気ぶりです。
店内はコストコのようにダクトむき出しでがらっぱちな内装なのですが、木目調のテーブルと不思議に調和しています。テーブル席を主軸にカウンターがいくつか、個室もありました。
当店の自慢はなんといってもお野菜。千葉県は佐倉市にある自社農園から毎日直送されるオーガニック野菜であり、ランチタイムであればそれらをビュッフェ形式で楽しむことができます。
この日はケールやモロヘイヤなど緑色の濃い野菜が妙に多かった。「WE ARE THE FARM AZABU」などはトマトやキノコなど色とりどりだったのですが、時季的なものなのか商圏的なものなのかたまたまなのかは不明です。
メインのお食事プレートは鶏肉のエビマヨ風(?)的な変わった料理を注文。これがまさにエビマヨ的に良い意味で雑な味わいで結構美味しい。丁寧に調理された、ビュッフェ台に無いお野菜も提供され、罪悪感なしに満腹となりました。
お会計は1,400円。きちんとしたスーパーできちんとした野菜を買うと結構な金額になることを考えればお値打ちです。店員の感じも良く、気軽なランチとして完璧なお店でしょう。次回は夜に「ケール×ラム×しゃぶしゃぶ×火鍋」食べ放題プランでお邪魔しようかしらん。
関連記事
目黒は焼鳥やトンカツ、カレーにラーメンと生活に密着した飲食店が多く、そのいずれのレベルも高い。地味ですが豊かな食生活が約束されている街です。
- サエキ飯店 ←食堂系中華の最高峰。
- レストランユニック(restaurant unique) ←ジビエが自慢。
- クロデグルメ(Clos Des Gourmets) ←1万円でお釣りが来るミラクルなフランス料理店
- 立飲ビストロシン サンテ(SHIN Sante) ←普段使いの最高峰。
- リナシメント(RINASCIMENTO) ←前菜の盛合せ。ぐわー!なんだこりゃ!
- 和創作 太(わそうさく た) ←これをお買い得と言わずして何と呼べば良いのでしょうか。
- 鳥しき ←焼鳥界のレジェンド。
- LAND(ランド) ←目黒のカレーはコチラでキマリ。
- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania) ←でもスープカレーならこっち。
- 支那ソバ かづ屋 ←下手な中華料理屋に行くよりも余程上質。ワンタンメンはマスト。
- 鶏そば きび ←まるで上質な水炊き屋のような味わい。
- とんき ←80年の歴史は伊達じゃない。
- タイ料理 みもっと ←ここはガチでやばたにえん。
市や区など狭い範囲で深い情報を紹介する街ラブ本シリーズ。2015年の『目黒本』発売から約4年の年月を経て、最新版が登場!本誌は目黒に住んでいる人や働いている人に向けて、DEEPな目線で街を紹介するガイドブックです。