食堂 ファイダマ(faidama)/牧志(那覇)

「CREA Due」の沖縄特集で掲載されていた「ファイダマ(faidama)」。牧志は浮島通り近くと不健康な地域に似つかわしくないヘルシーなお店です。店名は八重山の言葉で「くいしいぼう」という意味。
コンクリートが打ちっぱなしの今風の内装。大きな窓から差し込む光が心地よい、。カウンター数席にテーブルが数卓の、トータルでは20席前後でしょうか。当店で用いるお野菜は親族(?)のものであるらしく、レジ横で野菜そのものの販売もしています。
ランチセットには全て前菜が付きます。お野菜の煮びたし。野菜そのものの味が濃く、しみじみと美味しい。
私は「お野菜とスープの定食」を注文。こちらはカリフラワーのスープ。独特の土臭さは控えめで、濃厚ながらスイスイ食べちゃいます。
サラダボウルには10種類以上の島野菜が。シンプルな調味であり、それぞれの野菜の濃厚な風味を楽しむ仕様です。自家製のツナ的なマグロ肉も素朴な味わい。
連れは「faidama定食」を注文。お魚とお野菜のみぞれ煮です。ひと口いただきましたが、実に優しい味わいであり身体が浄化されるようです。
お会計はふたりで3千円弱と、思ったより高い。充分に表参道価格です。良い野菜は高価であることは存じ上げていますが、それでも沖縄の物価を考えればちょっと割高だなあと感じました。それでも沖縄で上質な野菜をたっぷり食べることができるお店は貴重なので、エステやサプリのつもりで訪れると良いかもしれません。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。