えび寿し／総曲輪（富山）

富山随一の繁華街、総曲輪（そうがわ）の外れにある「えび寿し」。私の大好きなイタリアン「ひまわり食堂」の近くです。
店内は寿司を出す居酒屋といった雰囲気で賑やか。カウンターの他に小上がりもあって使い勝手良し。私は地元の方にお連れ頂けましたが、観光客はまず来ることが無く、ローカルに人気という印象。
酒が安い。4合瓶が3～4千円であり、よく飲むのであればボトルでの注文がお得です。我々はビールをチェイサーに派手派手に飲んで、翌朝の二日酔いは約束された。
お造りの盛り合わせ。肉厚にスライスされており食べ応え抜群。魚介類を米無しで腹いっぱい食べるという贅沢。
ブリ（？）のカマ。ギッチギチに身が詰まっており、上手く解体できればかなりの可食部を誇ります。シンプルな調理で率直に美味しい。
こちらは銀ダラ。凝縮感があってスポーティーな味わい。焼魚と日本酒って本当に良く合うよなあ。
うざくが絶品。注文したからじっくりと焼き始める本格派であり、コッテリとしたタレと酢の酸味の対比が見事です。うざくって、チマチマとケチ臭い量でしか鰻が入っていないことが多いですが、当店のそれは鰻そのものであり、斬新にして極上の味覚でした。
ノドグロのにぎり。脂の甘味が強く、見た目以上に食べ応えのあるにぎりです。

以上を食べ、しこたま飲んでお会計はひとりあたり8千円強。ただしこれは法外に飲酒した結果であり、普通の飲み会であれば5千円ほどに落ち着くことでしょう。このクオリティの魚を腹いっぱい食べてこの価格設定は魅力的。地元住民に愛される理由が良くわかりました。

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