札幌は菊水とマニアックな住宅街にあるカレー屋「Curry&Spice payokay(パヨカイ)」。元々はお隣のゲストハウス「waya」に間借りして営業していたそうですが、晴れて同じ建屋の路面店としてオープン。
店内は大きな相席テーブルが1つに2人がけのテーブルが2つ。小さなお店ですが、ワンオペでの営業なのでこのぐらいのサイズ感がちょうど良いのでしょう。ゲストの殆どは近所の常連という雰囲気です。AセットとBセットがあって、後者のほうが副菜やら何やらが豪華です。私は当然Bセットを注文し、加えて「あいがけ」というカレーをもうひと品追加するという上級国民っぷりです。
各テーブルに指南書が置かれており、カレーが入った小皿は一旦大皿から外におき、大皿にライスを広げ、パパド(豆のおせんべい)をバリバリ砕いてから食べ始めるのが王道らしいです。
副菜はインド風の漬物やポテサラ、ヨーグルトのソースに野菜炒めなど色々あるのですが、いずれもちょっとびっくりするぐらいの完成度であり、東京のインド人(ネパール人?)の雑なカレー屋よりも余程インドインドしています。
こちらはダルカレー。豆のカレーであり、カレーというよりも優しい味わいのスープという印象です。
ラッサム。南インドでは定番のカレーであり、トマトの酸味とコショウの風味が印象的であり、ややもすると南イタリアあたりの料理に似てなくもない。
本日のカレーの片割れ、ケララキーマ。こちらも南インド方面の料理だそうで、ココナッツの滋味と青唐辛子の鮮やかな風味の対比がグッド。意外にも肉々しい味覚であり食べ応えがあります。
本日のカレーのもうひとつ、ポークビンダルー。やはり南インド地方のカレーであり、鮮烈な辛味と酸味が印象的。こちらも肉のボリュームが中々のものであり、なんだインドの人たちって結構肉食ってるんやな、と、札幌の地でリモート異文化コミュニケーション。
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ラッサム。南インドでは定番のカレーであり、トマトの酸味とコショウの風味が印象的であり、ややもすると南イタリアあたりの料理に似てなくもない。
本日のカレーの片割れ、ケララキーマ。こちらも南インド方面の料理だそうで、ココナッツの滋味と青唐辛子の鮮やかな風味の対比がグッド。意外にも肉々しい味覚であり食べ応えがあります。
本日のカレーのもうひとつ、ポークビンダルー。やはり南インド地方のカレーであり、鮮烈な辛味と酸味が印象的。こちらも肉のボリュームが中々のものであり、なんだインドの人たちって結構肉食ってるんやな、と、札幌の地でリモート異文化コミュニケーション。
美味しかった。下記のリンクに記した通り、私は人並みに都心の有名なカレー屋は巡ってきたつもりですが、それらに比肩、いやそれ以上の価値を感じるお店です。札幌旅行の際はどうしてもスープカレーに流れてしまいがちですが、あえて当店を選択するのもありよりのあり。マジで美味しいからね。
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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
- 酒肆ガランス/白金高輪 ←本格派。カレー屋は当店に修行しに来るように。
- ラ・ファソン古賀/代々木上原 ←予約必須。欧風カレーの最高峰。
- コチンニヴァース/西新宿五丁目 ←「なぜここに?」と住宅街に突如現れる本格派。
- SPICY CURRY 魯珈(ろか)/大久保 ←朝の7時から並ぶ必要のあるカレー。
- ケンゾーエステイトワイナリー /六本木 ←野菜が溶け込み甘さを感じる一方で、きちんとスパイスが立っている本格派。
- 香妃園/六本木 ←六本木で遊ぶのに知らないのはモグり。
- ホットスプーン(Hot Spoon)/五反田 ←カレーというより牛肉料理。
- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania)/目黒 ←これ以上の住宅街は無いというほどの住宅街にある名店。
- 東洋軒/赤坂見附 ←和牛の脂のコクが凝縮され、果物の甘味で包み込み、スパイスでキリリと〆るブラックカレー。
- カレー&オリエンタルバル 桃の実/水道橋 ←マトンカレーが実に奥行きのある味わい。
- デリー(DELHI)/上野 ←総本山。セットメニューが異常にお得。
- ボンディ(Bondy)/神保町 ←アタックとしては甘味。続いて穏やかな辛味が到来するという仕様。
- スープカレー屋 鴻(オードリー)/神保町 ←豚骨の旨味がクセになるカレー。
- エチオピア/神保町 ←ルーが絶品。豆サラダと野菜が上々。
- ディラン/新お茶の水 ←意外にも家庭的でゆるふわな味わい。
- スパイスボックス(Spice Box)/神田 ←日本人の口に合う本格派。ボリュームが心底満点。
- 印度料理シタール/検見川 ←千葉の僻地で大行列の超有名カレー屋。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!