高江洲そば(たかえす)/浦添(沖縄)

沖縄名物の「そば」に、沖縄名物の「ゆしどうふ」を合体させた「ゆしどうふそば」は割に沖縄で見かけるメニューですが、それを世界で初めてやってのけた店がココ「高江洲そば(たかえす)」。観光客はもちろん地元の方にも超人気で、十数台の駐車場で待ち順列が生じます。
ファミレス方式で記帳台に名前を書き、10分ほど待ちました。店内はカウンターにテーブル席、小上がりと様々なタイプがあり子連れもOK。おひとりさまはカウンター席に順番をすっ飛ばして入れてもらえます。もちろん回転の良い店なので、3~4人のグループであっても少し待てばすぐに入れます。
スペシャリテの「ゆしどうふそば」。「ゆしどうふ」とは豆乳ににがりを加えて凝固させる前の、おぼろ豆腐状態の島豆腐です。もちろん「ゆしどうふ」として美味しいのですが、それよりもスープの豚骨風味が非常に強く、まるで博多ラーメンのスープのようなのが印象的。
麺は平打ちのちぢれ麺。中々に噛み応えがあり私好み。トッピングに錦糸卵というのも面白く、また、「ゆしどうふそば」なのにしっかりと肉も入っているのが嬉しいです。
こちらは「ソーキそば」。スープと麺は同じで、肉が骨付きのソーキへとポジションチェンジ。しかしながら「ゆしどうふそば」にも肉が入っており、そのうえ安いということを考えれば、当店ではやはり「ゆしどうふそば」一択のような気もします。
こちらは天ぷら。「イカ」と「サカナ」であり、1つ80円かそこら。作り置きの冷え冷えバージョンですが、値段を考えれば充分すぎるほど美味しい。
お会計につき、どれだけ爆食いしても千円を超えることはないでしょう。「ゆしどうふ」はさておき、スープの豚骨豚骨がかなりヘヴィなので好みが分かれるところかもしれませんが、沖縄そばを語る上では決して外せないお店です。私は好きだ。

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