イル バロンドーロ(IL BALLOND'ORO)/恵比寿

恵比寿の老舗イタリアン「イル・ボッカローネ(IL BOCCALONE)」の岩田正記シェフが独立開業した「イル バロンドーロ(IL BALLOND'ORO)」。恵比寿1丁目の、ちょうどいい感じの旨い店が多いエリアに位置します。
軒先はテラス席、入ってすぐはバーカウンター、奥にはテーブル席と多彩な用途が楽しめます(写真は食べログ公式ページより)。私は落ち着いたイケメンなので奥のテーブル席でしっとり楽しみましたが、入り口付近のカウンター席もワイガヤ感があって楽しそう。
グラスワインは千円前後~、ボトルでも4千円前後~とガブガブ飲めるパターンです。ワインに限らず、周りのゲストは結構ビール飲んでました。暑くなってきたからね。
アラカルトで注文できるお店であり、グランドメニュー以外にも本日のオススメ料理がたくさんあります。これはアジをどないかしたもので、思いきりの良い酸の強さが二重丸。キンキンに冷えた泡と共にガブっと初夏に最適なひと皿です。
やりいかのフリット。こちらも揚げ物ではあるもののカラっと軽く、やはりキンキンに冷えた泡と共にガブっとイケる口でした。
パンは自動的に付帯します。グリッシーニが観光地のお土産のプリッツみたいな太さと長さと食感で印象的。
炭水化物につき、イカスミができるということだったのでパスタで用意してもらいました。ちょうど良い茹で加減の麺に海の色の濃いイカスミのソースがしっかりとまとわりつき、糖質ながら酒の進む味わいです。
メインは豚のカツレツ。なのですが、思いのほか緑が豊かで爽やかな調味であり、肉そのものとしてはかなりのボリューム感なのですが、たっぷりのトマトと共に清々しくフィニッシュです。
以上を食べ、ふたりで泡を1本飲み、それぞれグラスで1杯づつ飲んでお会計はひとりあたり8千円。おおー、いいですねいいですね。まさに美味しいイタリヤ居酒屋。やっぱ飲食店はこのぐらいがちょうど良い。店員の感じも良く、気軽に毎晩立ち寄りたいお店です。

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