ファイブ・スター・デリ（FIVE STAR DELI）／北谷（沖縄）

那覇のギャルたちとLINEしてたら勢いでランチすることに。私は沖縄でアシが無いので、車で色々と連れて行ってくれるのはとても嬉しい。
向かうは北谷の砂辺。割にダイバーが多いエリア。人気ハンバーガーショップ「ゴーディーズ （GORDIE'S）」のすぐ近くです。外人住宅を改装した店舗はかなりボロいですが何とも言えない味があります。
ゲストの殆どは米軍関係者。なのですが、彼らはコロナ的な軍のルールか何かでレストランでの店内飲食NGなので、みんなテイクアウトしていました。持ち帰り用の箱が外国っぽくてかわいい。
私は「ザ・フィリーチーズステーキ」を注文。フィラデルフィアの名物サンドイッチであり、お肉とチーズをロールパンで挟んでくるりんちょ。サイドメニューは追加350円でポテトチップス＋その日の2品という仕組みです。
炒めた牛肉に玉ねぎ、マッシュルームとチーズをほんのりと甘く柔らかなパンでロールします。アメリカ版すき焼きパンともでも言うべき甘じょっぱい調味で懐かしさすら感じる味覚。追加料金で肉の量を増やすことができますが、デフォルトが一番バランスが取れているような気がします。
サイドのポテトチップにピクルス。このピクルスが美味しい。キュウリを丸ごと豪快に酢漬けにしており後を引く美味しさです。
こちらはコールスロー。ドレッシングの量がシャバダバであり相当にアジコイメですが、アメリカ料理の心地よい暴力性が感じられます。
連れは「ザ・ルーベン」。ニューヨーク風のパストラミサンドです。「半分あげる」とのことで、もはや味見レベルどころではなく頂きます。
先の「ザ・フィリーチーズステーキ」とはまるで異なるトーストであり香り高い。自家製のパストラミビーフに程よい酸味がアクセントとなるザワークラウト。チーズもドレッシングもたっぷりであり、豪快な味わいです。「ザ・フィリーチーズステーキ」とはまるで異なるサンドイッチなのに、不思議と同じ作り手だということがわかる方向性。
サンドイッチだけなら千円強、サイドメニューをたっぷりつけても1,500円程度であり、都心で似たようなものを食べることを考えればお買い得。次回は単品メニューの「ベーコン・チーズ・フライド・ポテト」にチャレンジしちゃおっかなあ。あとビール。

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1年で10回沖縄を訪れることもあります。1泊15万円の宿から民宿まで幅広く手がけています。
TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。