沖縄本島は北部の今帰仁村、今帰仁アグー専門店の「長堂屋(ながどうや)」。公式ウェブサイトによると「今帰仁(なきじん)アグーは、沖縄アグー豚とは別種の希少種に該当する純系島豚と言われております」と、何やら凄そうな豚です。表参道「レフェルヴェソンス(L'Effervescence)」でも今帰仁アグーを起用していましたが、同じ豚なんかな。
巡行運転時は予約必須の人気店なのですが、緊急事態宣言中は早じまいすることもあってガラガラです。ところで店員のテンションが妙に低いのが気になる。一般的に焼肉屋の店員の接客は「はぃ喜んでぇい!」と腹が立つほど元気が良いのが定番ですが、当店は何か辛いことでもあったのかと心配になるほどのシュンとした接客でした。
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TACが世に出した一風変わった沖縄本。もはやガイドブックではなく参考書の域です。非常に情報量が多く、かつ、うまく整理されており読みやすい。大判ではないので持ち歩きやすいのも素晴らしいです。オールカラーの割に高くない。数多ある沖縄ガイドブックの中では突出した存在です。
まずは焼肉。肉はモモ・三枚肉・肩ロース。いずれも悪くはないのですが、健康的でマッチョなのか何なのか、食感がゴムのように固く、かといって噛みしめるほどに旨味が滲み出るということもなく、正直ぜんぜん美味しくなかった。
続いてしゃぶしゃぶ。こちらはコンドームのように薄くスライスされており、焼肉に比べると歯ざわりについては気にならないものの、やはり決定的な旨味に欠けるというか何と言うか、なんでこんなに有名になったんだろうという感想です。〆は雑炊。出汁が薄く、また、肉と野菜から流れ出るエキスも貧弱であるため、味に深みがありません。安室奈美恵で有名な「まつもと」における雑炊とは雲泥の差である。
私は運転があったので飲み物は水道水で通したため、「よくばりコース」代金の6千円ほどで済みました。うーん、ちょっとこれは割高だなあ。同じ料金であれば断然「まつもと」のほうが私は好き。那覇からも遠いですし、観光客がわざわざ時間をかけて行くにはちょっと厳しく感じてしまいました。
デザートは結構美味しい。とりわけ凍らせつつも濃密な甘味を湛えるバナナが記憶に残る味わいです。本日一番のお皿でした。
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