店内は結構広く15席ぐらいはありそうです。壁側には待ち用の座席も用意されており、タイミングによっては待ち行列が発生するそうです。
看板メニューの「なるとやらーめん」を注文。いわゆる全部のせラーメンです。また、当店の自慢のフレーバーは「塩」であり、それも澄んだスープではなくかなりコッテリと濁っています。魚介の風味も複雑に活きており、いわゆる「塩らーめん」に比べると強度がある。
麺は細くツルっとムニュっとした食感。硬麺太麺原理主義者の私ではありますが、このスープにはこの麺くらいがちょうど良いでしょう。チャーシューも脂と身とのバランスが良く量も多い。味玉の半熟度合いも完璧でした。
美味しかった。「塩らーめん」といいつつかなり意表の突いた味わいで私好み。女性ひとり客も多く、固定客に愛されているお店に感じました。次回は「太麺・濃いめ」と素敵に煽ってくる「魚介黒醤油らーめん」を注文してみよう。
関連記事
仕事の都合で年間名古屋に200泊していたことがあり、その間は常に外食でした。中でも印象的なお店をまとめました。
- 名古屋うなぎランキング2017 ←1ヶ月集中して昼夜うなぎを食べまくった成果。
- a.ligne(アリーニュ)/新栄町 ←名古屋いや日本においてもトップクラスに好きなフランス料理。
- ル・タン・ペルデュ(Le Temps Perdu)/伏見 ←名古屋・ベスト・費用対効果賞。
- レミニセンス(Reminiscence) ←フロリレージュ的な食後感。構成要素が非常に多く食べ手に経験を求める味覚。
- トゥ・ラ・ジョア/金山 ←名古屋の嫁入り道具のような料理。
- 壺中天/新栄町 ←王道フレンチ名店中の名店。
- マスドラヴァンド(Mas de Lavande)/新栄町 ←フォアグラ料理としてはトップクラスの出来栄え。
- 千亀/栄 ←リーズナブルで直線的。素晴らしい焼き鳥屋さん。
- イル コラッツィエーレ(il corazziere)/高岳 ←全ての料理が芸術的な美しさを湛えており、味も良い。
- ドディチ・マッジョ/久屋大通 ←「日本一こだわり卵」というブランド卵を用いたカルボナーラが絶品。
- ビストロ ダイア/新栄町 ←ランチの前菜盛り合わせが圧巻。
- アンティカ オステリア バーチョ ←堂に入ったトスカーナ料理。
- シクラメンテ(Siculamente)/上前津 ←コース料理は5,000円ポッキリと、この質と量を考えれば抜群の費用対効果。
- トラットリア トペ/新栄町 ←これだけ食べて税サ込3,300円見事な費用対効果。
- うどんの千/伏見 ←讃岐をぶっちぎって日本一好きなうどん。
食通たちが鰻の魅力とこだわりを語り尽くす一冊。よしもとばなな、沢木耕太郎、さくらももこ、椎名誠、村上龍、村上春樹、島田雅彦、五木寛之、遠藤周作、群ようこ、などなど最強の布陣が送るアンソロジー。