LUCIS GARDEN(ルーキスガーデン)/恵比寿

恵比寿ガーデンプレイスタワー39階にある「LUCIS GARDEN(ルーキスガーデン)」。日本全国に展開する「東天紅」グループの新業態です。開店時間ピッタリまではシャッターが降りているので、のんびり訪れましょう。
採光が良く屋根も高く開放的な店内。眺望も抜群。内装も外資系ホテルのメインダイニングのように洒落ています。ただ、サービスのクオリティは低いですね。バイトみたいに不慣れな連中が人数は多いものの段取り悪くうろついている印象であり、接待や勝負デートでの利用は避けた方が良さそうです。
ランチのコースメニューを注文。まずは「LUCIS GARDENʼS チョップドサラダ」が出て来るのですが、これは単に「チョップドサラダ」と言いたかっただけのような気配があり、野菜そのものの品質が微妙でソースも人工的な味がしました。
よだれ鶏。一般的なよだれ鶏であり無難に美味しい。長期間熟成させた黒酢とラー油を合わせたタレが自慢のようで「召し上がった後も是非このタレは他の料理にもお使いください」と自信満々なのですが、その後、別の店員複数名が何度もこの皿を下げようとし、それを阻止するのが面倒でしょうがなかった。客にあれこれ言う前に仲間内で意思統一しような。
小籠包。やはり一般的な味わいであり無難な美味しさです。
私が選んだお食事は「特製五目あんかけ焼きそば」。繰り返しになりますが、やはり一般的な味わいであり無難な美味しさです。
連れのチョイスは「烏賊墨とドライトマトの黒炒飯」。イカスミのリゾットならぬチャーハンであり圧の強い外観です。ただし見かけほど味は強くなくむしろ薄味であり、味が痩せている印象を持ちました。
チャーハンに付帯するスープ。繰り返しになりますが、やはり一般的な味わいであり無難な美味しさです。
デザートとお茶も付きます。しかしこの杏仁豆腐は美味しくないですねえ。砂糖の甘さがバリバリであり、杏仁の風味は貧弱。メキシコで孤軍奮闘する入山杏奈の力強さを見習うべきです。
お会計はひとりあたり2,500円。眺望の良さとそれなりの量の多さを考えれば、まあ、こんなもんでしょうか。しかしながらサービスレベルの低さは気になるところ。冒頭で述べた通り接待や勝負デートでの利用は厳しいでしょう。ランチで単品の麺やチャーハンを注文するのが正しい使い方のような気がしました。

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