大阪と言えばお好み焼き、お好み焼きと言えば「きじ」、つまり当店は大阪そのもの。ミシュランにビブグルマン(安ウマ店)として掲載され、食べログ百名店にも選出されています。場所は大阪駅(梅田駅)すぐの「新梅田食道街」。
以前はお店の前はもちろんのこと、階段や店内での待ち席なども用意されており、1時間待ちなど当たり前だったのですが、コロナのせいで待つという行為は全てNGとなり、「たまたま入って席が空いていたら入店OK」という面白い制度に落ち着きました。
店内は鉄板前のアリーナ席(カウンター)が7席にテーブルが4卓。おひとりさまは基本的にカウンター席へと通されます。昔ながらの気軽なお好み焼き屋でありお世辞にも清潔とは言えません。まさに目の前で店内のゲスト全員分のお好み焼きを焼いており、カウンター席と調理台との間に衝立などは何もないため、仮にカウンターで食事中の客が咳やクシャミなどをすると、、、ニューノーマルとは、、、などと色々考え込んでしまいました。
私は「すじ玉」を注文。まさに目の前で調理され、お皿に移さずそのままズズズと鉄板の上を移動してやって来ます。
味は、まあ、普通のお好み焼きです。強いて言えばキャベツが多い。「すじ玉」は牛スジとネギがたっぷり入っているのですが、牛スジそのものがあまり上質とは言えず臭みが目立ちました。
お会計は税込みで千円弱。まあ、こんなものでしょうか。今回はコロナのおかげで一切並ばずに食事にありつけることができましたが、1時間待った結果がこれだったと考えると色々とアレかもしれません。あくまでソウルフードとしてどうぞ。
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「東京最高のレストラン」を毎年買い、ピーンと来たお店は片っ端から行くようにしています。このシリーズはプロの食べ手が実名で執筆しているのが良いですね。写真などチャラついたものは一切ナシ。彼らの経験を根拠として、本音で激論を交わしています。真面目にレストラン選びをしたい方にオススメ。