「いきなりステーキ」が苦戦を強いられる中、破竹の快進撃を続ける「やっぱりステーキ」。どう考えてもパクリなネーミングにむしろ爽快感を感じます。沖縄や福岡を中心に50店舗を展開し、2020年6月には東京への進出を果たしました。
当店を特徴づけているのは千円ポッキリという価格設定。「いきなりステーキ」はなんやかんやで高くつく印象ですが、「やっぱりステーキ」のゲストは殆どが千円しか払っていないでしょう。
券売機で食券を買い、席に案内された後はサラダやスープ、ライスなどをセルフサービスでゲットしに行きます。これらは全ておかわりOKであり、150~200グラムのステーキにこれらのサイドメニューが食べ放題で千円というのは物凄い企業努力です。
注文すると数分で到着。溶岩石プレートに塊肉を置き、脂が跳ねないようにキッチンペーパーを貼り付ける大胆な提供方法です。
こちらは「赤身肉」。200グラムという特大サイズであり、見事な3D感覚です。想像以上に柔らかい食感であり、千円でこれだけの量と質には恐れ入る。こちらは看板メニューの「やっぱりステーキ」。ミスジという部位であり150グラムあります。正直「赤身肉」とグラム数ほどの質の違いは感じませんが、いずれにせよ費用対効果は抜群です。
調味は非常に薄い状態で提供されるため、卓上の調味料で自在に味付けしましょう。なんやかんやで10種以上のパティーンがあったので、特大ボリュームと言えども食べ飽きることはまずありません。
くどいようですが、肉200グラムにスープ・サラダ・ライスがついて税込み千円ポッキリです。これはもう自炊するよりも安い。大学生であればランチに入店しサイドメニューを死ぬほどおかわりしまくって1日1食で済まし、月の食費を3万円に抑えるのもアリでしょう。こんなんでビジネスはやっていけるのかと心配になるほどの費用対効果でした。関連記事
焼肉ではなく、洋風の肉料理をまとめました。ステーキやローストビーフがテンコ盛り。赤ワイン片手にガブガブ楽しみましょう!
- ビーフステーキ専門店 ひよこ/金沢 ←ステーキ業界のジャック・ウェルチ
- トラットリア グランボッカ/飯田橋 ←サイドメニューはイマイチだけど、肉がとにかく旨くて安い
- トラットリア タンタボッカ/北参道 ←A5和牛のシキンボ200g。USリブロース500g。
- CarneSio east(カルネジーオ イースト)/恵比寿 ←なんて素晴らしい費用対効果なのでしょう。
- ステーキ&トラットリア カルネジーオ/大手町 ←2,300円であのローストビーフをお腹いっぱいに!
- ルビージャックス/六本木一丁目 ←店員と恋に落ちるステーキ
- BLT STEAK ROPPONGI/六本木 ←噛み締めるたびにミートの旨味がぽぽぽぽーん
- ウルフギャング・ステーキハウス/六本木 ←ハンバーガーは都内随一!
- ワカヌイ/麻布十番 ←熟成牛の走り。前菜からラムチョップ。
- ヴァッカロッサ/赤坂 ←店内で牛を解体する本気の店
- ユーゴ・デノワイエ/恵比寿 ←3,000円切るランチでこのレベルなら大満足
- ピーター/日比谷 ←サイドディッシュは普通ですが、肉がとにかく旨い
- デカンタ/神谷町 ←アメリカンクラブ内の会員制ステーキハウス
- ローリーズ ザ プライムリブ/溜池山王 ←一人前300グラムのローストビーフ
- RRRラウンジ/六本木 ←近江牛サーロイン、神戸牛シンタマ、近江牛リブロース食べ比べ
- バルバッコア・グリル/表参道 ←食べ放題。客の9割が男性でマッチョとデブ
- レストラン ル・ミディ/高山 ←飛騨牛の主張がものすごいフレンチ