店内は結構広く、テーブルが10卓近くにカウンター席と、駅ナカのカレー屋としては最大級の大きさでしょう。従業員のインド人たちがテキパキと仕事をこなしながらくっちゃべっていて微笑ましい。従業員の仲が良いお店は良いお店だ。
私はビリヤニセットにカレーをつけてもらいました。思いのほかナンまて付帯し炭水化物の合わせ食いという結果に。まずはビリヤニ。神田「ベンガルカレーファクトリー」に文句を言われてから(なぜかこっち系の料理人は私に突っかかって来ることが多い)ビリヤニという料理から距離を置いていたのですが、当店のそれはわかりやすい調味にラム肉がゴロゴロ入っており親しみやすい味覚です。量もたっぷり。
ナンは「クルチャ」という種類のものだそうで、ジャガイモやら香草やらが含まれています。カレーを漬けずともこのままで美味しい。
サラダはまあ適当に添えましたという印象。奥の白いのは野菜入りヨーグルトであり、日本の家庭では勇気の要る仕様です。
追加料金で付けてもらったバターチキンカレー。コクたっぷりのリッチな味わいにトマトの酸味が隠し味。「ラベットラダオチアイ」のウニのスパゲッティの方向性に似ています。
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サラダはまあ適当に添えましたという印象。奥の白いのは野菜入りヨーグルトであり、日本の家庭では勇気の要る仕様です。
追加料金で付けてもらったバターチキンカレー。コクたっぷりのリッチな味わいにトマトの酸味が隠し味。「ラベットラダオチアイ」のウニのスパゲッティの方向性に似ています。
お会計は2千円と少し。ちょおっと高いかなあ。あと5百円安いと嬉しいなあ。それでも駅ナカのカレー屋いや飲食店としてはかなりの美味しさですし、通し営業でそんなに並ぶこともなく使い勝手も良い。何より立地が最強。そういう意味で利便性を買ったんだと自分を納得させる必要があります。忙しいけどそれなりに旨いものは食べたい方はどうぞ。
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カレーって美味しいですよね。インドカレーも日本カレーも大好き。ただしそれほど詳しいジャンルではなく、スパイスマニアには逆立ちしても勝てないので、意外性のあるオススメカレーをご紹介。
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- ラ・ファソン古賀/代々木上原 ←予約必須。欧風カレーの最高峰。
- コチンニヴァース/西新宿五丁目 ←「なぜここに?」と住宅街に突如現れる本格派。
- SPICY CURRY 魯珈(ろか)/大久保 ←朝の7時から並ぶ必要のあるカレー。
- ケンゾーエステイトワイナリー /六本木 ←野菜が溶け込み甘さを感じる一方で、きちんとスパイスが立っている本格派。
- 香妃園/六本木 ←六本木で遊ぶのに知らないのはモグり。
- ホットスプーン(Hot Spoon)/五反田 ←カレーというより牛肉料理。
- 薬膳スープカレーシャナイア(Shania)/目黒 ←これ以上の住宅街は無いというほどの住宅街にある名店。
- 東洋軒/赤坂見附 ←和牛の脂のコクが凝縮され、果物の甘味で包み込み、スパイスでキリリと〆るブラックカレー。
- カレー&オリエンタルバル 桃の実/水道橋 ←マトンカレーが実に奥行きのある味わい。
- デリー(DELHI)/上野 ←総本山。セットメニューが異常にお得。
- ボンディ(Bondy)/神保町 ←アタックとしては甘味。続いて穏やかな辛味が到来するという仕様。
- スープカレー屋 鴻(オードリー)/神保町 ←豚骨の旨味がクセになるカレー。
- エチオピア/神保町 ←ルーが絶品。豆サラダと野菜が上々。
- ディラン/新お茶の水 ←意外にも家庭的でゆるふわな味わい。
- スパイスボックス(Spice Box)/神田 ←日本人の口に合う本格派。ボリュームが心底満点。
- 印度料理シタール/検見川 ←千葉の僻地で大行列の超有名カレー屋。
カレーにまつわる単語が辞典形式にまとめられ、知っていそうで全く知らないカレーエピソードがたくさん詰まっています。気合を入れてカレーを食べに行く前に目を通してから臨むと楽しさ倍増!