ホテルロイヤルクラシック大阪/難波

2019年12月に開業した「ホテルロイヤルクラシック大阪」。新歌舞伎座の跡地というか新歌舞伎座の意匠を引き継いだ大胆な外観です。設計は隈研吾でありオーナーは冠婚葬祭を手掛ける「ベルコ」です。
これぞホテルだ、といった壮大なロビーは無く、広めでキレイめなレセプションがあるだけ。宴会場はたくさんあるのにフィットネスルームのような設備がないのは不思議な感じ。
なのでいきなり部屋です。今回は「プレミアムダブルルーム」に滞在。一般の部屋とはフロアが分けられているのですが、クラブラウンジなどがあるわけではないので、どのへんがプレミアムなのかがわかり辛い。
部屋は30平米弱でしょうか。清潔で機能的な印象です。西日がワイルドなので、午後にPC作業を考えている方は覚悟してください。反対側の部屋だと朝日がスーパードライなので、午前にPC作業を考えている方は覚悟してください。
ミニバーにつき、コーヒーやお茶は充実しているのですが、ジュースやアルコールは有料。ワイングラスなどグラスは豊富なので、普通の金銭感覚を持った方はホテル1階にあるファミマで買い出しすると良いでしょう。
バスルームは清潔でスタイリッシュ。トイレがセパレートでないのが残念ですが、タオルはフカフカで多量であり、総合点としてはかなり好きなタイプです。アメニティはタイ生まれのナチュラルスキンケアブランド「THANN」で統一。
お風呂も広い。謎にガラス張りで部屋から丸見えであり、目隠しの戸は何故か部屋側からの開閉といった謎仕様なので、ソロもしくは親しい間柄で泊まる必要があります。
こちらは2Fのカフェ「コアガリ」。ビジター利用もOKであり、ホテルのカフェだけあってコーヒー1杯800円~と高価ですが、めちゃんこ空いているため居心地は最高。電源も取れる席があるしwifiもちょっぱや。空間を買うつもりで訪れましょう。穴場です。
個人的にはとても好きな宿泊施設なのですが、豪華な共用設備などは無いため外資系ラグジュアリーホテルのようなロマンティックさには欠け、社交の舞台にはならないかもしれません。高級ビジネスホテルといった位置づけで訪れると良いでしょう。

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