かなり広いお店なのですが意図的に半分程度しか客を埋めず、新しい生活様式に適した飲食店です。そのためランチであっても予約で訪れたほうが良いでしょう。11:30と13:00の2回転制です。
前菜盛り合わせ。地元の食材を多用しているのは嬉しいのですが、妙ちきりんな調理がなされており困惑します。観光客はスキー場や温泉に来てまでこういう料理を求めてはいないと思うのだけれど。
地元のマスのマリネ。味噌の風味がきいて美味。分厚いポーションで食べ応えがあります。
メインは秋野菜のミンチを豚肉で巻いたハンバーグ(?)的なもの。これは全然美味しくないですねえ。普通に豚肉と野菜を焼いて出せば良いのに。こねくり回す必要はどこにもない。
ライスはもちろん魚沼産コシヒカリ。塩沢地区の限定一等米とのことで、なるほどさすがに美味しかったです。
味噌汁は定食屋の一般的なそれです。
デザートはクリのパウンドケーキにカシス入りのチョコムース。コンビニスイーツちょい上ほどのクオリティですが、2,500円のコース料理についてくるものとしては申し分のない質および量です。
食後のお茶もついてきます。
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前述の通り、お会計はひとりあたり2,500円。ややひねりすぎな点が気になりましたが、観光地ど真ん中のレストランとしては良心的な費用対効果でしょう。到着時または出発時の気楽なランチにどうぞ。
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和食は料理ジャンルとして突出して高いです。「飲んで食べて1万円ぐらいでオススメの和食ない?」みたいなことを聞かれると、1万円で良い和食なんてありませんよ、と答えるようにしているのですが、「お前は感覚がズレている」となぜか非難されるのが心外。ほんとだから。そんな中でもバランス良く感じたお店は下記の通りです。
- かどわき/麻布十番 ←人生で一番の和食かも。
- と村/虎ノ門 ←季節を切り取る、究極の旬を楽しむエンターテインメント。
- しのはら/銀座 ←予約困難となって当然だ。
- 温味/すすきの ←旨い!多い!安い!完全無欠の三ツ星和食店。
- 龍吟/六本木 ←モダンスパニッシュとさえ感じる前衛的な和食。外人にオススメ。
- いち太/外苑前 ←フランス料理のように多層的な味わい。
- 田がわ/御幸町(京都) ←幸村卒業。近い将来、星獲得間違いなしのリーズナブルな和食。
- 又吉/祇園(京都) ←雰囲気のある街並みに溶け込む費用対効果抜群のお店。
- カモシヤ クスモト/福島(大阪) ←独学でもトップに立ててしまうのか。
- 島之内 一陽/難波 ←カジュアル和食の最高峰。
- 和やまむら/奈良駅 ←ミシュラン3ツ星。料理が抜群に旨いガールズバー。
- 季節料理なかしま/白島(広島) ←同じくミシュラン三ツ星和食にしては圧倒的な安さ。
- 日本料理 幸庵 ←こちらも費用対効果が素晴らしい。ミシュラン三ツ星って実はお買い得?