SOUTH Australian Cuisine（サウス）／恵比寿

良いお店とそうでないお店の差が激しい恵比寿ガーデンプレイスのレストラン街。今日は39階にあるオーストラリア料理屋「SOUTH Australian Cuisine（サウス）」にお邪魔します。
個室を含め、座席は50席ほどでしょうか。広めのテーブル席がゆったりとした間隔で並べられており居心地が良いです。この日は生憎の天気だったのですが、晴れた日には窓からの眺望もきっと素晴らしいことでしょう。
一休の平日限定コースを注文。コース料理にスパークリングワインがついて3千円ポッキリです。しかもこのワインが結構美味しくて、「はいはい1杯つけりゃいーんでしょ」という投げやりな態度のお店が多い中きちんとした矜持を感じました。
アミューズにフィッシュアンドチップスのワニ版。そう、ワニの肉です。ワニと言えばあのワニのことです。淡泊な風味で言われなければそうと気づかない味覚。揚げたてで温かいのも嬉しい。
サウスサラダ。ランチタイムのオマケのサラダというわけでは決してなく、盛り付けから素材から調理から全てに気合いが入っており、酒付き3千円のコースとしては驚きのクオリティです。キウイやリエット、チーズにハマグリまで添えられているのに感極まる。
パンはまあ、普通のパンでした。オリーブオイルやスパイスを使って食べても良いのですが、先のサラダに結構なソースが塗布されていたのでそちらを拭って頂きます。
メインの「サーフ＆ターフ」。いくつかの海の幸と山の幸のラインナップの中から好きなように組み合わせることができます。私は「北海道産ホタテのレアグリル」と「岩手県岩中豚肩ロースのグリル」をチョイス。ホタテの品質が良く何ならワサビ醤油で食べたいくらいです。
連れは「カダイフで包んだ天然海老のフリッター」と「オーストラリア産カンガルーのグリル」。カンガルー肉を少し分けてもらったのですが、筋肉質でクセや脂が無く、健康なビーフとポークの中間の生物を食べているような風味であり、要するに美味しかった。
食後のお茶もついてきます。

冒頭に記した通り、お会計はひとりあたり3千円ポッキリ。これは素晴らしい費用対効果ですねえ。眺望よし空間よしサービスよし費用対効果よしと文句の付け所がないランチです。今度は夜に来てみようかな。ちなみに日曜日は全てのボトルワインが半額だそうです私得。

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