お肉フレンチのパイオニア銀座「マルディ・グラ(Mardi Gras)」がコロナの影響もあってか(?)、ランチタイムの営業を開始しました。営業時間は12~13時と潔い。
ランチの営業時間は1時間のみなので、開店数分前にシャッター前でポールポジションを獲得し一番乗り。とはいえ開店と同時に満席ということはなく、12:30を過ぎても3~4割は空いていました。
和知徹シェフは淡路島出身。ひらまつグループで研鑽を重ね、「アポリネール」「グレープガンボ」の料理長を務めた後、2001年に独立。
この日のランチのラインナップはこんな感じ。てっきり酒池肉林だと思いきや、まぜそばやサラダボウルみたいなのもありました。私はせっかくなのでお肉ガッツリ「和牛のトモサンカクのバター焼き」を注文。2,500円です。
150円の追加料金でスープも付けることができました。桃とジャガイモのヴィシソワーズ。小さなカップながら濃密な穀物の味わいとキュートな桃の風味を湛えており、むちゃんこ美味しかった。注文から15分ほどを要して着丼。そう、着丼と言うに相応しい素朴なワンプレートであり、カトラリーも箸のみです。まさに「和牛のトモサンカクのバター焼き」そのまんまの味わいであり、美味しいのですが果たして銀座のフランス料理屋で食べる必要があるのかは疑問。そのへんのスーパーの高級肉を家で焼いて食べても大して変わらん気がしました。
ライスやキャベツ、マカロニサラダ(?)の味わいも想定の範囲内であり、これなら「レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ」や「THE KINTAN STEAK(ザキンタンステーキ)」のほうが納得感は大きい。もちろん銀座のフレンチで、ディナーなら万単位で請求されることを考えればお買い得なのかもしれませんが、ランチで2,650円と言えば2,650円であり色々と考え込んでしまいました。加えてランチタイムはカードNGというのはカード会社的に規約違反だし、退店時に「コロナ対策のためにお名前と連絡先を伺っています」と色々書き留められるのは何だか不気味。ディナーでなくランチから入って良かった。
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